東京工科大学工学部の3本柱 “サステイナブル工学”
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皆さんはじめまして。
材料グリーンプロセス研究室(古井研究室)に所属している、機械工学科4年生の石吾日向と申します。
2021年も今月6月で折り返しとなりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
このブログでは東京工科大学工学部で学ぶことができる、サステイナブル社会の実現に向けた教育カリキュラムである、サステイナブル工学についてお話ししたいと思います。
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皆さんはじめまして。
材料グリーンプロセス研究室(古井研究室)に所属している、機械工学科4年生の石吾日向と申します。
2021年も今月6月で折り返しとなりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
このブログでは東京工科大学工学部で学ぶことができる、サステイナブル社会の実現に向けた教育カリキュラムである、サステイナブル工学についてお話ししたいと思います。
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みなさん、こんにちは。
サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
本当に長い間ご無沙汰をしてしまいましたが、今回は足跡(footprint指標)シリーズの最終回たるにふさわしく、これまでに登場したCFP(カーボンフットプリント)やWF(ウォーターフットプリント)の親分格であるエコロジカルフットプリント(Ecological Footprint、以下EFと略します)について紹介します。
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前回CFP(カーボンフットプリント)のお話をしてからずいぶん時間が経ってしまいましたが、今回はその兄弟分ともいえるWF(ウォーターフットプリント)について紹介したいと思います。
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みなさん、お久しぶりです。サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
前回は『足跡は地球を救う!』の第一弾としてfootprintに関する全般的なお話をしましたが、今回はその実施例である「〇〇 footprint」の一つめ、CFPについてご紹介したいと思います。
CFPはCarbon Footprint of Productsの略称ですが、通常は単に「カーボンフットプリント」と呼ばれています。
その名が示す如く、身の周りのProduct(商品やサービス)のライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガス(Greenhouse Gas, GHG)の排出量を二酸化炭素(CO2)に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組みなのです。
つまり、LCA(ライフサイクルアセスメント)の分析結果から地球温暖化への影響の部分を抜き出して数値化し、わかり易く「見える化」された情報だと言えます。
【出典】(一社)産業環境管理協会
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みなさん、お久しぶりです。サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
昨年度は「サステイナブル工学基礎」「サステイナブル工学実習」「サステイナブル工学プロジェクト演習」という工学部三学科共通科目の実施状況を中心に報告しましたが、今年度は再びシリーズものでお目にかかろうと思います。
その第一弾として、まずは『足跡は地球を救う!』というテーマでお届けします。
足跡とは、そう、みなさんが毎日地球を踏みつける度に地面に残されるアレです。
でもその足跡がなぜ地球を救うのか、わかりますか?・・って、そんなのわかりっこないですよね。
実は、足跡は英語ではfootprintと言いますが、このfootprintがこれからとても重要なキーワードになってくるという不思議なお話なのです。
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みなさん、こんにちは。サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
今回は、「サステイナブル工学基礎」「サステイナブル工学実習」と続けて来た、サステイナブル工学に関する一連の講義の集大成とも言える「サステイナブル工学プロジェクト演習」の実施状況について報告します。
工学部生が全員一緒に学修するサステイナブル工学の3つの講義も、いよいよ3年後期の「サステイナブル工学プロジェクト演習」が始まり、最終段階に突入しました。
音楽に例えるなら、全曲を貫くテーマに沿って重要な主題を提示しダイナミックに展開する第1楽章、そして緩徐楽章としてテーマを深く掘り下げながら静かにかつ確かに力を蓄える第2楽章に続く、華麗なフィナーレに向けて総力を結集し存分に個々の技量を発揮して高らかに主題を協奏する第3楽章に相当するのであり、今まさに終曲にふさわしい壮大なフーガが進行中なのだと言っても決して過言ではないでしょう。
え、テーマとは何かって? もちろん「サステイナブル社会の実現」ですよね。
だってサステイナブル工学は、Planet(環境との調和)、People(生活の質の向上)、Prosperity(経済の活性化)をバランスよく発展させながら、サステイナブル社会の実現に貢献するのが使命なのですから。
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サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
前回に引き続き、株式会社リコーさんのリサイクル拠点である「リコー環境事業開発センター」の施設見学記です。
研究開発の中から、使用済みプラスチックの油化リサイクル技術を紹介します。
市場から戻ってきたコピー機には使用済みの、トナーがいっぱい付着したカートリッジが必ず含まれています。
これを高熱で分解処理し、金属部品はリサイクルして活用し、プラスチック部品は燃料化しようという複雑な技術の開発に取り組んでいるのです。
10kgの使用済みトナーカートリッジから約1.5kgの混合油が精製できるそうで、1年に3,000トン以上のCO2を削減(30万本の杉に相当)しているというお話でした。
使用済みトナーカートリッジから燃料油を精製する実験設備の一部
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ご無沙汰しています。サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
実は、工学部には「サステイナブル工学研究会」と称する教員の組織があり、講演を聴いたり勉強会を開いたりして日々研鑽を重ねています。
その活動の一環として先日、環境マネジメント活動でも著名な株式会社リコーさんのリサイクル拠点である「リコー環境事業開発センター」の施設見学に行ってきましたので、この場を借りて報告をしたいと思います。
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みなさん、ご無沙汰しています。サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
今回は「サステイナブル工学基礎」の授業に引き続いて実施されている「サステイナブル工学実習」の状況を報告します。
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みなさん、こんにちは。サステイナブルマネジメント研究室の芝池です。
今回は、この4月からスタートした「サステイナブル工学基礎」の授業についての続報をお届けします。
サステイナブル工学の最初の授業は、工学部の2年生全員が一堂に会して学ぶ「サステイナブル工学基礎」ですが、今期の授業が7月22日に無事終了しました。
前回は第3回まで講義が進んだところで、環境問題の現状やエネルギー問題の動向を俯瞰して課題の要因や解決手段について考察を深めている、という報告をしましたよね。
実は、第4回以降、通常の授業とは少し変わった趣向を凝らしていたのです!
第4回から第7回の4回の授業は、機械、電気電子、応用化学の三学科に分かれて、サステイナブルな材料や設計・製造方法、ならびにシステム関連の具体事例を、学科毎の特徴をふまえつつ3人の専門の先生方から3回にわたって詳しく学ぶとともに、各学科とも残る1回を大学内の各種施設の「見学ツアー」にあてたのです。