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なぜ材料グリーンプロセス研究室なのか  ―古井先生・加藤先生のニーズと私のシーズのマッチング―

| 投稿者: 機械工学科

 皆さん、こんにちは。

 材料グリーンプロセス(古井・加藤)研究室に仮配属となりました、工学部機械工学科3年生の井上凌太です。

 このブログでは、私が材料グリーンプロセス研究室を選んだ理由や、私の目標との関連性などについて話していこうと思います。

 

 唐突ですが、皆さんは研究室を選ぶ際に何を重要視しますか?

 研究内容,コアタイムの有無など基準は様々だと思います。

 私は研究室を比較する中で、「就活支援」を重要視しました。

 大学の研究は多くの学生にとって通過点であり、その後の人生に結びつけることが重要です。

 材料グリーンプロセス研究室では、研究室訪問の段階から研究室の卒業生の名だたる企業への就職実績や、予定している企業説明会・工場見学会の情報などを事細かに教えていただきました。

 また、工学部就職特任の先生からも、就活に強い研究室というお墨付きをもらっており、安心して選べる研究室だと感じました。

 就活は大学生にとって未知なもので、現在進行形で就活をしている私自身とても不安に感じています。

 その中で、研究室からサポートを受けられることは、不安な就活の大きな後ろ盾になります。

 これだけでも、自信をもって材料グリーンプロセス研究室を選択する理由になると思います!

 

 ここで、私が材料グリーンプロセス研究室に配属された、自己推薦選考についても少し触れようと思います。

 自己推薦選考では事前に提出する調書と、それに基づいて行われる面接があり、古井先生,加藤先生の「ニーズ」に照らし合わせて判定されます。

 そのニーズとはズバリ「5つの気」、「協調性」、「体力」です。

 協調性と体力については聞きなじみのある言葉だと思います。

 唯一、聞きなじみの無い言葉である、5つの気とは、「やる気・元気・本気・根気・勇気」を指します。

 これらのニーズに対して私は、中学,高校の部活動で部長を務めたことで身に付けた協調性、何事にも本気で取り組める姿勢、また、機械工学科での学修やコーオプ実習で培った能動的なコミュニケーションスキルなどのシーズを面接でアピールしました。

 その結果、合格をいただけたため、先生方のニーズと私のシーズがマッチしていたということだと思います。

 私は決して優秀な成績ではないので、古井先生,加藤先生は学生の本気度をしっかりと見て下さっていると感じます。

 我こそはと思う人は、積極的に自己推薦選考にチャレンジしましょう!

 

 このブログを読んでいる高校生や機械工学科の後輩の皆さんも、すでに材料グリーンプロセス研究室に魅力を感じ始めているのではないでしょうか!

 しかし、研究室は就活のために所属する場所ではありません。

 もちろん研究を行い、メンバーと切磋琢磨しながら自分を高める場です。

 本研究室の目標は環境負荷が小さい材料製造プロセスの開発や次世代型モビリティの車内サウンドデザインを通じて、持続可能な(グリーンな)社会の構築を目指すことです。

 主に、金属・セラミックス・音響の領域を中心に研究を行っています。

 次は、そんな本研究室の研究内容と私の目的とのマッチングについてお話しします。

 

 私は、漠然と機械が好きという理由で、工学系に進むと決め東京工科大学機械工学科の門を叩きました。

 その意識のまま3年生になり、研究室配属の時期を迎えました。

 高校生活の3年間もとても短く感じましたが、この2年間はそれよりもずっと短く、“歳月人を待たず”ということわざが身に染みました。

 それはさておき、研究室を選ぶときに、自分の目的を定める必要があると感じ、自分の経験や学びを振り返りました。

 その中で、車の乗員の快適性を向上させるような研究をしたいと思うようになりました。

 この考えに至った理由を説明します。

 私は、電車やバスなどの乗り物があまり得意ではありません。

 経験がある方も多いと思いますが、乗り物酔いをしてしまうことが多いからです。

 電車、バスに酔ってしまう理由として、振動と音があります。

 特にバスの後ろの席で、道路からの振動やエンジンの振動を感じることがあると高い確率で乗り物酔いを起こしてしまいます。

 私は、乗り物酔いはある程度仕方がないこととして、生活していました。

 その一方で、機械工学科の講義や実験などで、材料について興味を持ち、振動や音に関する問題は車体を構成する材料から解決できるのではと考えました。

 そのような背景から、「材料×音」、「材料と音のマリアージュ」、「心地よさ」などのキーワードの下で研究している、材料グリーンプロセス研究室は私の希望とマッチしていると感じ、所属を決めました。

 本研究室では既に、超磁歪材料による小型電気自動車のノイズキャンセリングシステムの開発など、私の目標に近い研究を行っています。

 そこで、私が機械工学科での3年間で身に付けた「シーズ」(ノウハウやスキル)を活かして、材料と音響の両方の分野から、機械の快適性を追求する研究に取り組みたいと思っています。

 

 最後に、今後、研究室配属を迎える機械工学科の後輩、機械工学科に入学する高校生の皆さんへのメッセージを贈ります。

 納得できる人生の選択をするためには、それに見合った努力が必要になると思います。

 機械エンジニアとしての人生の方向性を左右する研究室選びであれば、一般配属選考でGPA、自己推薦選考では自分を的確にプロモーションすることが求められます。

 最大限の努力を惜しまないようにしましょう!

 私も来るべき人生の進路選択では、単なる就職活動ではなく、「就職勝動」の意気込みで、希望する企業の就職内定を勝ち取るべく最大限の努力をします!

 先を見据えた選択、最善の備えを!

 

 最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

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