今だからこそオススメできる就職活動
| 固定リンク 投稿者: 機械工学科
みなさん,こんにちは.
材料グリーンプロセス(古井・加藤)研究室に所属する,工学部機械工学科4年生の茂木大知です.
このブログでは私自身の就職活動を振り返って,これから就職活動が本格化する後輩のみなさんに向けて今の時期にやるべきこと,就職活動の進め方などについて紹介させていただきます.
株式会社リクルートホールディングスの就職みらい研究所が発行する「就職プロセス調査」など大学生の就職状況をまとめたウェブを見ると,2023年7月時点で8割を超える大学4年生が内々定を取得していることがわかります.
また,企業は2025年3月卒業の人材確保に向けてすでに動き出しており,学部3年生のみなさんの中にも就職活動をスタートさせている方も少なくないはずです.
高校生の大学受験は夏休みが重要と言われますが,大学生の就職活動においても他ではなく,夏休みが勝負どころだと就職活動を終えた今だからこそ断言できます.
学部3年生の夏休みにやるべきことはズバリ,自己分析です.
自己分析は自分探しと違って長所や短所を考えるのではなく,様々な業界,業種の説明会やインターンシップに参加して,自分がやりたいこと・やりたくないことをしっかりと自覚することです.
また,適性検査であるSPIへの対策もこの時期から始めるべきことのひとつです.
私はスマートフォンのアプリ「SPI 言語・非言語対策問題集」を活用して、基礎学力や性格特性を高めていきました.
通学の電車やバスの時間を有効に活用できるのがオススメポイントです.
SPIは時間との勝負なので,短い時間でできる限り多くの問題を解くことによって,自らのコミュニケーション能力や向上心を把握し,仕事適性を見定めることができるようになります.
自己分析やSPIは自分の将来に直結します。
いつやるの? 今でしょう!(笑)
夏休みが終わるまでにやりたいことをはっきりさせ,就職試験に向けてしっかりとした土台を作ることで,冬そして春には自分に合った企業への挑戦がしやすくなります.
すでに志望する企業や業界があるみなさんは早期選考を目指してもよいでしょう.
夏休みに説明会やインターンシップに参加すると,その後秋・冬のインターンシップに参加した人よりも早く優位な状況で選考に臨める企業がたくさんあります.
そうした早期選考の中でも,大学推薦をおすすめします.
実際に私は大学推薦を利用して就職活動を進めました.
大学推薦の最大のメリットは,選考が有利になり早期の内々定獲得が期待できることです.
これだけでも活用する価値は十分にあると思いますが,キャリアコーオプセンターのアドバイザーの方に,その企業に合ったエントリーシートの書き方や,面接における受け答えなどを指導してもらえることもおすすめポイントです.
私が大学推薦のシステムを活用して,高速道路の保守・点検企業の就職活動スケジュールを紹介します.
3年生の夏休みからものづくり企業を対象とした就職活動をスタートさせ,その年明けには高速道路の保守・点検企業の大学推薦を志願することを決めました.
大学推薦のおかげで一次選考(面接)は免除となり,4年生になったばかりの4月には内々定を獲得しました.
3年生の8~10月 企業説明会(業種の絞り込み)・SPI対策
3年生の11~2月 業種を絞り込んだ上での企業説明会,インターンシップ参加・面接対策
3年生の3月 大学推薦の学内選考・企業の二次選考(技術面接・SPI)
4年生の4月 最終選考(役員面接)・内々定獲得
大学生の就職活動は,オンライン化や早期化など年々変化し続けていることもあり,こんとんとしています.
そういう状況下だからこそ機械工学科3年生のみなさんには,東京工科大学が誇る就職支援システムをうまく活用しながら,今まさに本格化している就職活動をアグレッシブに進めて欲しいと思います.
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました.