コーオプ実習成果発表会を開催しました
| 固定リンク 投稿者: 機械工学科
コーオプセンター長の戸井です。
6月27日、片柳研究棟16階ホールにおいて、昨年秋にコーオプ実習を行なった機械工学科の学生約100名が、実習先企業での経験と学びをポスター形式でまとめ、教員やお世話になった企業の方に発表する催しが開かれました。会場には、教員や学生の他、コーオプ実習を受入れていただいた企業からも約70名の方が参加され、学生の発表に熱心に耳を傾けていました。
この成果発表会は、コーオプ教育スタート時から開催していましたが、コロナ禍の中で2020年度からはリモート形式での開催となっていました。このため、広い会場に多くの方が集まって開催されるのは実に約3年半ぶりです。会場では、学生たちが、企業で経験した業務やそこでの苦労や楽しさ、そして約2ヶ月の実習を通じての学びや成長を自信に満ちた様子で発表していました。また、企業の方と学生が再会を喜ぶ声や近況を報告する声などがあちこちで聞かれ、活気溢れる会となりました。お忙しいところわざわざ八王子キャンパスまで足を運んで下さり、学生の発表を聞いて下さる企業の皆様には感謝しかありません。
今回は、学生だけでなく、教員の日頃の研究成果も企業の方に知っていただこうということで、教員の研究紹介コーナーを会場の一角に設けました。これらの取り組みが企業と大学との交流の更なる促進につながればと考えています。
コロナもやや落ち着き、大学も多くの学生で活気を取り戻してきましたが、世の中も景気が上向き、企業活動もより活発になってきたように感じています。今後、より多くの企業の協力を得ながらコーオプ教育をさらに発展させることにより、学生が人間的にも成長しながら専門知識を身につけ、そして、その後の就職や社会人生活に自信をもって入っていけるよう一層努力していきたい と考えています。