夏のインターンシップ報告会
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みなさんはじめまして。
材料グリーンプロセス研究室に仮配属となりました、機械工学科3年生の後藤新汰です。
このブログでは機械工学科3年生後期の講義「創成課題」の一環として行った、材料グリーンプロセス研究室の夏季インターンシップ報告会について紹介させていただきます。
インターンシップとは企業が大学3年生などこれから就職活動を行う大学生を対象として、企業で実際に働いている方から説明を受けたり、就業体験を行うことを指します。
私含め多くの大学3年生は夏休みから就職活動の一環として様々なインターンシップに参加し、興味がある業界を選ぶと共に、どのような企業に就職したいか絞り込んでいきます。
古井光明先生の創成課題における夏のインターンシップ報告会では、材料グリーンプロセス研究室に仮配属となった3年生全員が、それぞれが行ったインターンシップでどのようなことを体験し、学んだかをパワーポイントスライドにまとめて10分程度のプレゼンテーションを行いました。
それぞれ興味がある業種、あるいは就職の選択肢を増やすために行ったインターンシップについて、メンバー全員のためになるプレゼンテーションばかりでした。
その中でも特に印象に残ったのが、工場地帯などで見かけるガスタンクを製造している企業で行われていたインターンシップでした。
そのインターンシップでは、製造中のガスタンクの上に登り見学する機会があったそうです。
工場地帯を車や電車で通るときに見かけることも多いと思いますが、ガスタンクの近くにまで接近できることはほとんどないと思います。
ガスタンクの種類や構造などの詳細な説明があったので、まるで自分が体験したような気持ちになりました。
他のメンバーも魅力的な企業でインターンシップをしていました。
メンバーの報告を聞いていく中で、私は自分の興味がある業種以外にも、少しでも気になった企業のインターンシップに参加することが大切だと感じました。
ガスタンクの企業以外にも、人工香味料を製造する化学系企業のインターンシップを行ったメンバーもいて、自分ではできない経験をこの報告会で話を聞くことができました。
自分の視野が狭くなっていたことに気付きました。
加えて就職活動の軸を決めることも非常に重要であると感じました。
メンバーは自分の趣味に携わる仕事をしたくてインターンシップを受けた人や、やりがいのある仕事、福利厚生が充実していて長く働けそうな企業など、それぞれが明確な就職活動の軸を定めて活動していました。
最初からこの業界で、このような仕事がしたいという働き方が固まっている人もいるとは思いますが、就職活動を始めたばかりの多くの人は、まず自分が希望する職種を見つけるところからスタートしなければなりません。
インターンシップに参加することで、企業の活動がどのような形で社会貢献につながっているのかを知ることができます。
機械工学科の講義で学んだことから考えられる企業だけでなく、機械工学に関わりがないと思われる企業・業種の中にも、自分がやりたい、こういう風に社会に役に立ちたいと思える企業に出会える可能性がたくさんあると感じました。
多くの企業を知ることは非常に大事であり、まだ見ぬ企業に出会うためには早くインターンシップを始める必要があります。
このブログを読んでいる学部1年生・2年生の後輩のみなさんは、既に興味がある企業だけではなく、日常で目にする機会が多い著名400社のような有名企業や、就職活動をしていく中でちょっとでも気になった業種のインターンシップに参加してみてはどうでしょうか。
自分の視野を広げることは、就職活動のためだけではなく、人として、また機械のエンジニアとして働くために重要であることを痛感した、このたびの夏のインターンシップ報告会でした。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。