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研究室配属の自己推薦選考のすすめ

| 投稿者: 機械工学科

皆さん,こんにちは.
2022年9月の後期より古井先生・加藤先生の材料グリーンプロセス研究室に仮配属となりました,機械工学科3年生の畔蒜達也です.
このブログでは,機械工学科の1年生や2年生の皆さんに向けて,研究室配属の自己推薦選考を通じて私が感じたことや考えたこと,そして学んだことをご紹介したいと思います.

 

3年生前期に行われる機械工学科の研究室配属は,自己推薦,一般一次,一般二次の順で選考されます.
一般選考は希望をベースに2年生後期終了時のGPA(Grade Point Average:成績指標値)で決まります.
一方の材料グリーンプロセス研究室の自己推薦選考は調書と面接の2段階で審査されました.
私はGPAが決して高くなく,全体の平均ほどしかありませんでした.
さらに,材料グリーンプロセス研究室は毎年人気が高く,GPAが左右する一般選考で入るには難しいと判断したため自己推薦選考を検討しました.
研究室訪問期間になると早速,材料グリーンプロセス研究室を訪問し,古井先生の詳細な説明を聞いて自己推薦選考を願い出ることに決めました.
材料グリーンプロセス研究室は就職・進学のサポートが手厚く,多くの先輩方が東証プライムや優良400社(JPX日経400インデックス)の企業に就職されている実績があるのが大きな魅力です.
私は充実した,また満足度が高い就職活動を行いたいと常々思っていましたので,材料グリーンプロセス研究室はまさに理想の研究室です.

私は自己推薦選考を申請するにあたって,まずは自己分析を行いました.
具体的には自分の長所と短所について,印象的なエピソードを書き出しつつ,なぜ??と掘り下げながら,これまで気付かなかった価値観などを言語化しました.
中でも長所は,材料グリーンプロセス研究室の自己推薦選考を申請した志望動機・理由につなげてゆきました.

自己分析によって志望動機が明確になったら,続いて調書に取り掛かりました.
調書の設問「コーオプ実習でためになったこと」については、2か月間の長期に渡ってeラーニング関連の企業でウェブサイト作成やテスト問題の確認に関する実習に行ったことで,新たに身に付けた「長時間集中し続ける力」を強調しました.
この「長時間集中し続ける力」により,講義の理解度や課題の質を上げることができました.  

次の設問である「自己PR」は,自分の長所である“一度決めたら最後までやり遂げること”は研究室活動の中で,難しい実験・解析にも積極果敢に挑戦し最後までやり遂げる自信があることを説明しました.

続く難関は,古井先生・加藤先生による面接です.
主に「自己PR」,「志望理由」,「得意な教科と苦手な教科」でした.
また,材料グリーンプロセス研究室でどのようなことをしたいかを具体的に述べることが求められました.
特に,得意な教科を材料グリーンプロセス研究室でやりたいことに結び付けることを意識して回答しました.
面接はとても緊張しましたが,終始おだやかな雰囲気の中で,私の回答を引き出すように質問をして下さったので,自分の言葉でハキハキと答えられたと思います.

自己推薦選考を受けたことはもちろんのこと,その準備の過程で行った自己分析とその言語化は,夏のインターンシップから就職活動を本格化させる自分にとって,今後につながるとても良い経験となりました.
自己分析に続く調書の作成,面接の受験を通して、自身の長所や短所などを明確にすることができました.
これまでの自分を見つめ直し,将来の自分を展望する絶好の機会となる所属研究室の自己推薦選考をぜひ利用されることをおすすめします.

このブログが少しでも皆さんのお役に立てたらうれしいです.
最後まで読んでいただきありがとうございました.

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