新型コロナウィルスによって変化する就職活動
| 固定リンク 投稿者: 機械工学科
みなさん、こんにちは。
材料グリーンプロセス研究室(古井・加藤研究室)に所属している、機械工学科4年生の榎本笙平です。
新型コロナウイルスが流行して3年目、長らく自粛生活が続いていましたが、少しずつですが行動制限がない元の生活に戻りつつあります。
そのような中、就職活動ではオンライン・対面両方での面接が採用されるなど、面接の形態も変化してきています。
このブログでは、新型コロナウイルスで変化した就職活動について実際に私が行ったこと、感じたことなどをお話しさせていただきます。
まず面接の形式についてです。
1次面接や筆記試験はオンラインで、続く2次面接や最終面接は対面形式で実施する企業が多かったようです。
オンラインと対面での面接を経験して感じたことは、オンライン面接は自宅で行うので緊張が少なく落ち着いて受け答えができたことです。
一方、対面の面接では相手の表情や雰囲気を直接感じ取れ、それに応じて私の意図を伝えやすかったです。
1次面接がオンライン形式で実施される理由について、企業の人事の方はエントリーのしやすさから希望者の増加が増加し、日程調整がしやすいなど学生と企業の双方にとってより多くのメリットがあることを挙げておられました。
また、対面形式の2次面接や最終面接では、お互いの雰囲気が伝わりやすいということでした。
次は面接で尋ねられたこと・答えたことです。
オンライン面接では自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)、企業に入ったら何を行いたいかなど、志望動機や企業に合っているか、業務に対する姿勢などを話しました。
自己PRやガクチカでは学生時代にやったことを話すのではなく、それらを通して成長したことや継続的に行っていることが企業の業務に貢献できるか否かという観点から説明しました。
また、インターンシップについて質問されたときは、業務内容やどのような設備に興味を持ったかなど、実際に自分が行動したことや見たことなどをエピソードを交えながら詳しく説明しました。
対面での面接ではシチュエーションを想定した受け答えで、インフラの老朽化が問題となっている今、地震が起きた際にいち早く故障や亀裂を発見し保全するためにはどうすれば良いかを企業の方とコミュニケーションを取りながら、より具体的な答えを導いていきました。
最後は、私が面接で経験したトラブルとその対応です。
面接は予行練習をしていても予期せぬ問題が発生します。
例えば、オンライン面接中に音声が伝わらないことや、近所の騒音をマイクが拾ってしまうことなどです。
その際は通信状況などをきちんと企業の方に伝え、柔軟に対応してことなきを得ました。
私が就職活動をして成長したことは、自ら進んで行動をすることです。
就職活動は大学の講義のように決められた時間に設定されている訳ではなく、面接の日程を調整したり、それに向けて準備をしなければいけません。
スケジュール管理をして面接の傾向と対策を練るなど、ムダのない就職活動ができたと思います。
新型コロナウイルスの影響により就職活動は大きく変化しています。
私が3年生前期に受講したコーオプ演習Ⅲでは、インターンシップや面接はオンラインが主流との説明を受けましたが、特に大事な2次や最終の面接は対面で実施されています。
自分が望む仕事に就くためにも、また納得感のある就職活動を行うためにも、状況の変化に応じた早めの行動をしていきましょう。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。