皆さんこんにちは,工学部機械工学科講師の禹です.
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私は2022年から機械工学科で「ヒューマンセントリックモビリティ研究室」の運営をはじめました.ヒューマンセントリックは人間が中心,人間が主体であるとの意味を持つ英語です.意味通りに人間が中心となっているモビリティシステムについて研究して行きたいと考えています.
・ヒューマンセントリックモビリティ研究室の紹介
モビリティに関する技術は移動に関する技術のみならず,モビリティサービス・人工知能・ロボット関連技術・IoT・IoE・5G技術などが応用される現代技術を集約したものです.本研究室ではSociety 5.0時代を向けた人間が安全・安心して生活できる人間中心社会を目指して,モビリティシステムの開発,それと関連するロボット応用技術,AI,IoTといった研究開発を行っていきます.特にヒューマンセントリック,つまり人間を中心に考えて移動に関するモビリティ操作性,乗り心地の検討,インタラクティブなモビリティインタフェースの開発など,人に優しいモビリティシステムを目指しています.これらの技術はモビリティ産業への応用のみならず,人間と共存するために他の技術と幅広く結びつけ,人に役に立つものを作り出すことも可能な技術です.図1は禹講師が今まで携わった研究開発システムの例です.すべてのシステムはスマートデバイスとつながることが可能となり,皆さんが過ごしている環境の中でいかにシームレスな支援が行われるようにするか考慮されています.
図1 人に優しい人間システムの例