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これで変わった! 就活必勝エントリーシート対策講座

| 投稿者: 機械工学科

東京工科大学工学部機械工学科ブログを閲覧いただいている皆様、こんにちは。

材料グリーンプロセス研究室に仮配属されました、機械工学科 3 年生の田島英史郎です。
11月に入り、私達3年生の就職活動が本格化して来ていることを受けて、10月の6日(水)と13日(水)の2回に分けて工学部3学科合同のエントリーシート対策講座が開催されました。
このブログではその内容と私自身がレクチャーを受けて感じたことについてお話しさせていただきます。

 

10月6日(水)の4時限に行われた第1回目の内容は「自己分析」。
この講座では小学校から大学までの出来事,コーオプ実習を通してなりたい自分,行ったことや頑張ったこと,性格や考え方などを表に整理して、エントリーシートの自己PRとガクチカに書ける自分の「強み」と「得たこと」の題材探しを行いました。
表を作る前、私は手先が器用であると思っていました。
小学校と中学校では、美術の作品が校内審査をパスして県の美術展に出場したことがありました。
また、高校では文化祭の入場門のメインオブジェクトの製作を任された経験もあります。
表を作った上で私にはどのような一面があるのだろうと改めて自己分析したところ、単に器用なだけではなくそのことを周りの人に認められて、信頼されているのだと感じました。
そしてその信頼を裏切ることなく、しっかりと最後まで全うしてきました。
このことから私には任されたことをやり遂げる力があるのではないかと考えました。

これを踏まえて再び自分の過去を辿っていくと、確かに任されたことをうやむやにしたり、約束を破ったことがほとんどありませんでした。
機械工学科2年次のコーオプ実習では、いくつかの施工管理の業務を任されたのですが、初めての経験で全く分かりませんでした。
しかし、分からないと言って投げ出すのではなく、調べたり、それでもわからないことはどこがどのように分からないのか具体的に聞くことで、その業務を最後までやり遂げることができました。
下記のような表にまとめて整理してみると、自分が今まで気づかなかった一面が具体的に見えてきて、自己分析の大切さを痛感しました。

作成した私の歴史表

Table1_20211117082301

10月13日(水)の4時限に行われた第2回目は「エントリーシートの書き方」。
この講座では、第1回目で自己分析をして気づいた自分の「強み」や「得たこと」を実際に文章にして、効果的に伝える方法について学びました。
自己PR、ガクチカそれぞれに伝わりやすい文章構造があり、自己PRはPREP法、ガクチカではSTAR法というものでした。
PREP法とはPoint/Reason/Example/Pointの頭文字を取ったもので、最初に結論(Point)を伝え、次にその理由(Reason)を説明、事例(Example)で理由を補強し、最後に結論(Point)を再度提示するストーリー展開です。
また、STAR法とはSituation/Target&Task/Action/Resultの頭文字を取ったもので、最初に対象の状況(Situation)を説明し、次にそこから見つかった課題(Target&Task)、自分の取った行動(Action)、最後にその結果(Result)どのように状況が変化したかを説明する方法です。

私はどのような順番で文章を書けばよいか分からなかったり、書き始めと終わりが合わなかったりすることがあります。
しかし、自己分析で分かった自分の「強み」や「得たこと」をこの2つの方法に則りながら書いていくと、それまで苦手としていた文章化の壁に当たることはなく、意外とすんなり書くことができました。
文頭や文末の言い回しなどの細かいところでつまづくことはあったものの、見返してみても今まで感じていたような違和感はなく、かなりすっきりとした文章になっていました。
このように伝わる文章構造を知ると、今までの私は文章を書くことが苦手であったのではなく、文章構造の理解ができていなかったのだと気づきました。
エントリーシートは書き方を知ることで、印象や伝わり方が大きく変わることを知りました。

合計2回にわたるエントリーシート対策講座を受けて、自己分析の大切さ、自己PRやガクチカの伝えやすい文章構造について学びました。
そのおかげで、自分自身これまで気づいていなかった長所を見つけることや苦手意識を克服することができました。
その反面、直すべきところも多々見つかりました。
今回の講座で得た学びや気づきをここで終わらせるのではなく、長所や克服した短所は今後の自分の励みとし、今後の就職活動や卒業研究そしてその先にある社会人としての生活につなげていこうと思います。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

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