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伝わるガクチカと自己 PR の書き方

| 投稿者: 機械工学科

皆さんこんにちは。

材料グリーンプロセス研究室に所属している、機械工学科3年生の木内詠介です.
このブログでは10月6日(水)と13日(水)の2日にかけて開催された「エントリーシート対策講座」をモチーフとして、企業に伝わる「学生時代がんばったこと(通称 ガクチカ)」,「自己PR」の書き方について、私が思うところをご紹介します。

この講座は文字どおり、就職活動にあたって企業へ提出しなければならないエントリーシートの書き方やルールを学ぶ実践的なセミナーです。
初回の10月6日(水)は自己分析のやり方,2回目の10月13日(水)は自己分析に基づいたエントリーシートの書き方を学びました。

突然ですが、皆さんはこのガクチカをどう思いますか?

 

 


私はイタリアンレストランでのアルバイトに力を入れました。
ホール担当として気持ちの良い接客のために必要なことは何かを考えた時、まずはオーダーミスをしないこと、そしてお客様に居心地が良いと感じてもらうことが大切だと考えました。
そこで、お店のメニューを3週間で覚え、注文ミスはゼロを更新しています。
そして、お客様に声をかけるタイミングや、会計でお待たせしないなど、常にお客様のニーズの先回りができるように気を配ることで、店長から「リピーターが増え、売り上げが伸びた。」とほめていただきました。
私はアルバイトを通じて、相手の状況に応じて先回りをすることを学び、今では部活動にも応用しています。

私はアルバイトを題材として、ホール担当に従事した経験からの気付きや学びを実践して成果につなげると共に、今後の活動に活かそうとする、とても前向きなガクチカだと感じました。
同じような印象を持った方もいると思います。
伝わるガクチカを書くための4つの構成(1)、(2)、(3)、(4)を確認してみましょう。

 (1)がんばったことやがんばったテーマ
 (2)がんばったことの背景
 (3)がんばったことの具体的なエピソード
 (4)がんばったことから学んだこと,身につけた能力

同じようなことは自己PRにも当てはまります。
自己PRの場合は、文章の構成モデルであるPREPです。

 (1)Point(要旨)
 (2)Reason(理由)
 (3)Example(具体例)
 (4)Point(まとめ,結論)

私もこのPREP法に習って自己PRを作成してみました。
実際に書いてみると、自分の強みを再認識できることに気付きました。
東京工科大学工学部の学生にとって最大の強みとなるのは、他大学にはない長期有給企業実習を中心としたコーオプ教育です。
私はこれまで紹介してきたポイントを踏まえて、就職を希望しているシステム開発系の企業に下記のような自己PRを提出したところ、早期選考の一次審査を通過しました.


私の長所は柔軟性です。
機械工学科のグループワークの中でメンバーの考えを受け入れることで新たなアイデアを構築したり、メンバーと意見が合った場合はより綿密なアイデアとして、自分の中に蓄積してきました。
機械工学科の長期有給企業研修制度のコーオプ実習では、職場の意見をまとめ実作業に活かすことで、商品製作時間を1/4まで減らすことに成功しました。
ものづくりを多角的な視点からとらえ、社員と一緒になって課題を解決するために、私の強みである柔軟な思考を最大限発揮して、ものづくりの安心・安全につなげていきます。

このたびのエントリーシート対策講座を受講して、自分の弱みだと思っていたことが、視点を変えてみると実は強みであることがわかりました。
また、これまでの経験やエピソードを振り返ることによって、自分自身を改めて見つめ直すことができました。
それらを文章化する際は、4つの構成に沿って書き進めると、より伝わるガクチカや自己PRが作成できることを実感しました。
今後はエントリーシート対策講座で身に付けた知識やスキルを実践し、納得感のある、また充実した就職活動を展開していきたいと思っています。

最後までお読み下さり、ありがとうございました.

 

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