研究室の自己推薦選考を通じて
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皆さんこんにちは。
このたび材料グリーンプロセス研究室に仮配属となった、工学部機械工学科 3 年生の村田夏生です。
このブログでは、私が自己推薦選考を経て材料グリーンプロセス研究室に配属されるまでの経緯や、選考を通じて感じたことなどについてお話ししたいと思います。
これから研究室配属がある1・2年生の方、自己推薦選考を考えている方の参考になれば幸いです。
まず、自己推薦選考を受けた経緯についてです。
機械工学科の研究室配属には、自己推薦選考・一般一次選考・一般二次選考の 3 パターンがあります。
自己推薦選考は一般一次選考より先に行われ、合格すればすぐに配属先が決まります。
次に一般一次選考が行われ、GPA 順に希望研究室へ配属されます。
その後は、一般一次選考で配属先が決まらなかった方のみ一般二次選考にて研究室が決定します。
私が自己推薦選考の存在を知ったのは、今年の3月に実施された機械工学科の 3 年生ガイダンスでした。
同時に、私が希望する材料グリーンプロセス研究室は例年人気で高倍率であることも知りました。
そのため、材料グリーンプロセス研究室に入るチャンスが増えるのに自己推薦選考を受けないという考えはありませんでした。
そこで、オンラインで研究室訪問を行い、古井先生の説明を聞いて自己推薦選考を願い出ることに決めました。
次に、自己推薦の選考過程・準備等について少し触れたいと思います。
材料グリーンプロセス研究室の自己推薦選考は調書と面接の 2 つでした。
調書は、「コーオプ実習に行って一番ためになったこと」「どのような材料に興味があるのか、またそれを活かしてどのようなものづくりを行いたいか」「自己アピール」という 3 つの設問がありました。
面接では、「志望理由」「やりたい研究内容」「なぜ自己推薦選考を選んだのか」などを問われました。
参考までに、私が調書と面接で受けた質問への回答をお示しします。
<調書>
コーオプ実習に行って一番ためになったことは、実習を通して自分が成長した点について技術と社会人基礎力から詳しく書きました。
興味がある材料については、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の特性を活かし燃費の良い輸送機器を作ることで環境に配慮したモノづくりを目指したいという決意を書きました。
自己 PRについては、コーオプ演習Ⅲの講義で行ったコーオプ実習のフィードバックや社会人基礎力テストの結果を活用して自己分析を行って書きました。
<面接>
材料グリーンプロセス研究室を志望する理由は、材料の優れた特性をさらに向上させる研究を行いたいことと、興味を持ったことに熱中して取り組むことができるという自分の性格を考慮した上で、古井先生の研究室で学ぶのが一番であるという考えと思いを述べました。
やりたい研究に関する質問では、調書と同じことを回答しましたが、面接準備として、やりたい研究や興味のある研究についての質問に備え、材料工学の勉強を行い、少しでも詳しく答えることができるように対策しました。
なぜ自己推薦選考を選んだかという質問へは、どうしても古井先生の研究室に入って、CFRPの研究をしたいという願いから、一刻も早く配属枠を勝ち取りたかったという熱い思いを素直に述べました。
最後に、自己推薦選考を通じて感じたことについてお話しします。
まだ本格的に就職活動を始めていなかった私にとって、調書を書いて面接を受けるということ自体が新鮮でした。
自己推薦選考を通して、事前準備の大切さや調書を書くための自己分析の大変さ、面接での自分の癖など、多くの学びと気づきがありました。
また、自分を客観視して考えを文字に起こすという点において、成長を感じることもありました。
結果、希望の材料グリーンプロセス研究室に入ることができただけでなく、選考過程での自己発見・成長もあり、自己推薦選考を受けてよかったと思っています。
もし、自己推薦選考を受けるか迷っている方がいましたら、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
希望の研究室に入るチャンスが増えるだけでなく、自己成長にもつながるかもしれない・・・いいこと尽くしです!
このブログを通して、少しでも研究室の自己推薦選考について伝えることができていたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。