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自分だけの武器になる「コーオプ実習」

| 投稿者: 機械工学科

みなさん、こんにちは。
材料グリーンプロセス研究室に所属している、機械工学科4年生の豊嶋優一です。

機械工学科の学生のみなさんは2年生の後期に、2カ月もの間、企業で実働研修する「コーオプ実習」を経験します。
これからコーオプ実習を行う1年生のみなさんは、2カ月も社会人として働くことができるだろうかと不安に思っていることでしょう。
私は高校時代はアルバイトが禁止で、東京工科大学に入学してからは慣れない一人暮らしで奨学金に頼って生活していたので実働経験が全くありませんでした。
コーオプ実習には、もちろんある程度の緊張感は必要ですが、あまり心配しすぎなくてもだいじょうぶです。
コーオプ実習の前には、それを行う企業との顔合わせがあります。
企業は私たち実習生のことを理解し、温かく迎え入れて下さいます。
コーオプ実習が始まってからは業務に慣れるまで色々と大変かもしれませんが、事前学習のコーオプ演習Ⅰ・Ⅱで学んだことを実践し、社会人基礎力をしっかり身につけられるよう一生懸命研修しましょう。
ただ単位と給料のためにだけコーオプ実習に臨むのはもったいないです。
自分自身の成長を目指して、コーオプ実習では具体的な目標を掲げましょう。

 

既に実習を終えている2年生,3年生のみなさん。
私が大事だと思うのはコーオプ実習が終わってからの振り返りです。
コーオプ実習の体験をまとめる事後学習のコーオプ演習Ⅲを大切にして欲しいと思います。
コーオプ実習での経験はとても貴重であり、私たち東京工科大学工学部の学生だけの強みとして就職活動において強力な武器となるからです。
工学部では学生全員がコーオプ実習を経験するためピンと来ないかもしれませんが、企業で2カ月もの長い就業研修を実施している大学はほとんどないです。
他大学にはないオンリーワンな強みですので、企業の目に止まる可能性が高いと思います。
私自身そうでしたが、自分に自信がない人ほど、コーオプ実習で得た経験と自信,学びと気付きを自分の強みに変えて欲しいと思います。

まとめとして、私がみなさんに伝えたいことはふたつです。
 <事前学習・コーオプ実習>自分自身の成長のために、コーオプ実習を行う目的を明確にする。
 <事後学習>コーオプ実習をきちんと振り返り、貴重な経験を自分の武器にする。

3年生のみなさんはこれから本格的に就職活動を進めていかなくてはならない時期になりました。
2020年は新型コロナウイルスの影響で説明会が中止になったり、そもそも採用を中止する企業が出たりと大変でした。
2021年になってもまだ新型コロナウイルスへの対策は必要になると思います。
3年生のみなさんはこうした不測の事態にも柔軟に対応できるよう、万全の準備をしておきましょう。
みなさんが4年生になって卒業研究に集中して取り組むためにも、就職活動が順調に進むことを願い、応援しています。
がんばりましょう!

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