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エントリーシート対策講座を受講しました!

| 投稿者: 機械工学科

みなさん、こんにちは。
古井光明先生材料グリーンプロセス研究室にて創成課題を受講している、機械工学科3年生の鈴木彗志・村田耕朔です。
このブログでは、930日(水)と107日(水)に行われたエントリーシート対策講座について紹介します。

エントリーシート対策講座とは、工学部に所属する3年生が就職活動を行うにあたり、企業へ提出しなければならないエントリーシートの書き方やルールを学ぶ実践的な講座です。
この講座は2回にわたって行われ、1回目の930日(水)は自己分析のやり方、2回目の107日(水)は1回目の自己分析をもとに実際のエントリーシートの書き方について学びました。

エントリーシートでは「自己PR」、「学生時代がんばったこと(通称 ガクチカ)」、「志望動機」が三大質問です。
「自己PR」は能力、「ガクチカ」は価値観、「志望動機」は意思をそれぞれ示します。
これらを明確にし、企業にわかりやすく伝えるためにまずは自己分析を行います。
自己分析は、KJ法によるブレインストーミングを用いて、これまでの経験やエピソードを振り返りながら、自分の考えをまとめました。
また自信がある事柄とない事柄をシート上で区別することにより、今まで気づかなかった自分の「強み」を発見することができました。

1にある自己分析表をもとに、エントリーシートを作成しました。

エントリーシートの書き方のポイントは、以下の4つです。

  • PREP法を使う (Point:結論,Reason:理由,Example:具体例,Point:結論の略)
  • 結論は自分らしい言葉を使う
  • 事実だけではなく自分の考えや思いを入れる
  • 前向きな言葉で書く

1 自己分析表

下記の表から、非常に自信があるもの◎、ある程度自信があるものに〇、あまり自信がないものに△、
自身がないものに×を、番号左の空欄につけてみましょう。すべての項目に印をつける必要はありません。
これら以外に思い付いたことがあったら、「その他(   )」の欄に記入してください。
1 指示を与えられたらスピーディーに行動する 17 目標を決め、課題を明らかにした上で仕事の計画を立てる
2 顧客には丁寧・親切に対応する 18 自分の仕事の流れを把握する
3 手を抜かず真面目に対応する 19 仕事にミスがないかをチェックする
4 異なる価値観を持つ人に偏見的な接し方をしない 20 業務にとって最低限必要な知識・技術を持つ
5 自分の仕事の約束を守り、倫理的な問題を起こさない 21 個人の意見を聞いたり、気心の知れた集団の中で意見を調整する
6 必要な情報を集める 22 相手にやってほしいことを明確に指示、要求する。
7 論理的に整理された考えや意見を出す 23 自分にできることを指導したり教育する
8 具体的情報を絵や図を用いて表現できる 24 指示を受けて協力し合うときに協調・協力の姿勢を示す
9 事実と意見を行動せず、できる限り客観的な状況判断を行う 25 自分の言いたいことや情報を正確に伝える
10 コスト意識を持って仕事に取り組む 26 自分の強み、弱み、限界を把握している
11 プレゼンテーションの準備をしっかりする 27 不満な状況に陥っても、気持ちを切り替えてすぐに前向きに対応する
12 関わる人に関心を示し、コミュニケーションを図ろうとする 28 指示されたことを勉強する
13 あまり複雑でない、やっかいでない課題に対処する 29 自分の伝えたいことを前向きな言葉や態度で伝えている
14 気持ちの良い受け答えやマナーの良い対応をする 30 いざというときにはやる気を見せる
15 ビジネスの動向に関心を示す 31 その他(                                                        )
16 組織の命令系統・ルールに従う 32 その他(                                                        )

自己分析表と書き方のポイントを参考に、実際にエントリーシートを作成してみました。
これまでは積極的・コミュニケーション能力など抽象的なキーワードを使用し、中身がない文章になっていましたが、具体性がある事柄を自分の言葉で表現することによって、相手に考えや思いが伝わりやすい文章になることを実感しました。

エントリーシート対策講座を受講して、自分の弱みだと思っていた部分が、視点を変えてみると実は強みであることがわかりました。
また、これまでの経験やエピソードを振り返ることによって、自分自身を改めて見つめ直すことができました。
通常の文章とは異なり、エントリーシートにはそれに応じた書き方があるため、経験やエピソードを志望動機につなげて具体的に書くのは非常に難しいと感じました。
今回作成したエントリーシートは、就職支援企業に添削してもらえることになっています。
指摘事項や反省点を活かし、より伝わるエントリーシートが書けるようになるよう、業界研究と並行して、就職活動を進めてゆきたいと思っているところです。

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