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夏のインターンシップ報告会

| 投稿者: 機械工学科

はじめまして。
機械工学科3年生の黒沼創太と今村遥生です。
創成課題の2回目となる古井光明先生のクラスでは、夏のインターンシップに参加したクラスメイトによる報告会を開催しました。

今年の827日(木)、創成課題に関連するイベントとして、材料グリーンプロセス研究室4年生の先輩によるインターンシップ座談会が開催されました。
そこでは近年、企業の採用活動が早期化し、インターンシップへの参加が就職採用に直結している現状について、データを交えて知ることができました。
そのおかげで古井先生の創成課題を受講する3年生は、他のクラスよりも早く危機感を覚え、夏のインターンシップを体験した学生が多かったようです。

 

夏休み期間にインターンシップへ参加した4名のクラスメイトは、インターンシップの内容などをまとめたスライドを利用して、プレゼンテーションを行いました。
報告を聞くクラスメイトもみんな積極的に質問して、とても良い雰囲気の報告会だったと思います。
以下にそれぞれのインターンシップについて、概要を紹介します。

 

・クラスメイトA

 インターンシップ先:施設運営企業

    主な事業内容:空港に関連する施設の運営,管理,賃貸

      実施日時:917日(木)午後

      実施内容:会社説明,業務内容説明,質疑応答

      実施形式:オンライン

 

・クラスメイトB

 インターンシップ先:アウトソーシング企業

    主な事業内容:エンジニアリングソリューション

      実施日時:824日(月)

      実施内容:業界・会社説明,ワークショップ

      実施形式:オンライン

 

・クラスメイトC

 インターンシップ先1:文具企業

     主な事業内容:文具製造販売

          実施日時:925日(金) 

       実施内容:会社説明,先輩社員自己紹介,ワークショップ,座談会

       実施形式:オンライン

 

 インターンシップ先2:食品企業

     主な事業内容:菓子製造販売

       実施日時:916日(水)

       実施内容:業界説明,会社概要説明,菓子生産ライン説明,グループワーク

       実施形式:オンライン

 

・クラスメイトD

 インターンシップ先1:素材企業(コーオプ実習受け入れ企業)

     主な事業内容:プラスチック加工

       実施内容:会社説明,グループワーク,工場見学,質疑応答

       実施形式:対面

 

 インターンシップ先2:情報システム企業

     主な事業内容:情報処理システム開発販売,運用,保守

       実施内容:企業説明,グループワーク,社内見学,座談会,質疑応答

       実施形式:オンライン

 

 インターンシップ先3:電気部品企業

     主な事業内容:精密モータ製造

       実施内容:企業説明,モータの組み立て•仕組みの説明,座談会,質疑応答

       実施形式:オンライン

 

 

クラスメイトは設備メンテナンス,加工,食品,IT,派遣など様々な企業のインターンシップへ参加していました。
また、ほとんどの企業がオンラインでのインターンシップを実施しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、いまだリモートワークをしている企業が多い中で、対面でのインターンシップは難しいのでしょう。
報告した4名の中で対面とオンラインの両方を体験したクラスメイトDは、「グループワークでは参加者全員が自分を見ている気がして緊張した」,「会社の雰囲気がわかりづらい」など、オンラインならではの不安要素があったようです。
その一方で、オンラインでのインターンシップ実施はデメリットばかりではありません。
オンラインでは遠方の企業のインターンシップに参加しやすいというメリットがあります。
この機会に平時では検討していなかったであろう企業のインターンシップに参加してみるのもひとつの選択肢だと思います。

 

機械メーカー以外の業界の様子についても話を聞くことができました。
特にクラスメイトCによる文具や菓子の企業に関する話では、機械のエンジニアが活躍するフィールドが広いことを痛感しました。
機械工学科の学生は機械工学を学ぶ先入観から、機械や素材を作るメーカーばかりを検討しがちですが、固定概念にとらわれず、様々な業界のインターンシップに参加することが大事だと学びました。

 

現在の大学3年生は、3月;広報活動解禁,6月;選考,10月;内定のような経団連が定めたルールから、通年採用,実力•能力主義へとシステムが変更される中で、就職活動を行わなければならないと聞いています。

つまり、企業の採用活動が増々早期化し、インターンシップが採用につながる可能性が高くなります。
特に秋・冬のインターンシップは選考に直結するケースが多くなるため、インターンシップに参加することがとても重要になってきます。

就活は「就勝」。

就職活動の荒波を乗り越えて、自分が希望する企業への就職を勝ち取るためにも、この秋冬のインターンシップがんばりましょう!

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