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模擬面接を受けました!

| 投稿者: 機械工学科

機械工学科の1年生,2年生のみなさん、こんにちは。
材料グリーンプロセス研究室にて創成課題を受講している、機械工学科3年生の滝田悠吏・豊嶋優一・宮崎智成です。
昨年11月19日(火)に行われた模擬面接について紹介します。

模擬面接とは、これから就職活動が本格化する学部3年生を対象とし、すでに就職内定を獲得している学部4年生や大学院生が面接官となって、面接室への入室から退室までを疑似的に体験する、東京工科大学が全学的に実施している就職活動イベントのひとつです。
模擬面接では、質問に対する受け答え,所作,身だしなみなど6つの項目について,面接官やアドバイザーの先生によって採点評価されます。
その後、それぞれの項目に対するコメントが記入されたチェックシートがフィードバックされます。
受験者はそのチェックシートを確認することで、模擬面接をふりかえると共に、新たな気付きを発見します。

この模擬面接は実際の企業採用面接を想定してスーツを着用しました。
1人当たり約10分間で、5つほどの質問に回答しました。
実際に受けた具体的な質問内容をいくつか紹介します。
これらの質問はいわゆるテンプレート的な質問とは異なり、自身の知識・考えや、論理的な話し方などのコミュニケーション能力がより一層求められるものでした。

【実際に受けた質問】
・ リーダーシップを発揮したエピソードを教えて下さい。
・ 今後“機械”はどのようになっていくと思いますか?
・ あなたのことを周りの人はどう評価していますか?
・ 5年後,10年後のビジョンを教えて下さい。
・ 成功体験を教えて下さい。
・ 将来の夢は何ですか?

模擬面接を受けるにあたって、入室から退室までの基本的なマナーを予習し、就職面接で聞かれやすい「学生時代がんばったこと」,「自分の強み」などの回答をあらかじめ用意して臨みました。
実際にその質問をされたとき、返答に詰まることはなかったものの、作成したシナリオどおりに答えようとするあまり、一方的な話し方になってしまいがちでした。
自分の経験や人間性をしっかりと面接官へ伝えることができるよう、思いついたことをただ話すのではなく、きちんと考えをまとめてから話すことを意識しなければならないと痛感しました。
また、事前に想定していなかった質問をされた場面では、沈黙を避けようと話がまとらない状態で話し始めてしまい、結果的に何を言いたいのかわからないような回答になってしまいました。
さらに、自分では気付くことができないような話し方のくせや、話している時の目線や表情,しぐさの改善が必要であることがわかりました。

このたびの模擬面接では、面接の難しさを痛感しました。
自分の意見を頭の中で素早く論理的に組み立て、適切な話し方で受け答えることが想像以上に大変でした。
このようなコミュニケーション能力は短期間で習得できるものではなく、常日頃から意識をしつつ会話を行っていくことが大切であると感じました。
春からの本格的な就職活動に向けて、インターンシップや創成課題を通してコミュニケーション能力の鍛錬を重ねていきます!

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