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夏季インターンシップでつかむ就職のカギ

| 投稿者: 機械工学科

みなさんはじめまして。
材料グリーンプロセス研究室にて創成課題を受講している、機械工学科3年生の長谷川直輝と市川大智です。
このブログでは就職活動の一環であるインターンシップについて紹介しようと思います。

インターンシップとは、主に大学の学部3年生や修士課程1年生を対象として、夏の6月から翌年3月にかけて行われる就業体験のことです。
インターンシップには様々な種類があり、1日だけで完結する模擬体験型から、1ヶ月以上の長い期間に渡って企業の業務に携わることができる長期型も存在します。
また、参加を申し出るエントリーの方法は、先着順・抽選・選考など企業によって異なります。

結論から言うと、「インターンシップには積極的に参加すべき!」です。

私たちが所属する機械工学科では、2年生の後期に2ヶ月間の長期有給企業実習「コーオプ実習」を行っています。
それは、大学によってマッチングされた企業で就業体験を行う必修のカリキュラムであり、インターンシップのように、自分で企業を選び、エントリーしてはじめて体験できるものとは異なります。
インターンシップでは、様々な業界や職種の就業体験ができる分、職業感が豊かになり、人間的にも大きな成長が望めます。

10月29日(火)の創成課題の講義では、材料グリーンプロセス研究室に所属する3年生の中でも多くのインターンシップに参加した4名が夏季インターンシップの実施報告を行いました。
図1はそのときの様子を示しています。
中には夏休みだけで合計10社以上のインターンシップに参加したクラスメイトもいました。
インターンシップに参加した理由から、インターンシップで行った業務の内容や感想などをパワーポイントスライドで具体的に示しながら、インターンシップへの効果的な取り組み方や就職活動に向けた今後のアクションについて、クラスメイト全員でディスカッションしました。
またインターンシップを通して感じた気づきや学びなど、実際に参加しないとわからない貴重な体験を数多く語ってくれたおかげで、自分のことのようにインターンシップと向き合うことができました。

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図1 夏季インターンシップ実施報告会の様子

中でも特に印象に残ったことは、「夏季インターンシップに参加した人のみが冬季インターンシップに参加できる」といった条件付きの企業があることです。
私たち大学3年生の就職活動は、3月に解禁され、4年生になった6月に選考が始まり、10月に内定を獲得するという、いわゆる日本経団連が定めるルールに則って行われます。
その一方で、3年生の夏季インターンシップが、選考に直結する冬季インターンシップにつながっているということは、夏休みから実際の就職戦線はスタートしているということになるようです。
今回の報告会を通して夏季インターンシップの重要性を再認識すると共に、就職活動の指標を定めるきっかけになりました。

私たち大学3年生の就職活動はもう始まっています。
みなさんもぜひ早い時期から積極的にインターンシップに参加し、就職に向けた選択肢を増やしつつ、企業選びを進めてゆくことをオススメします!

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