東京工科大学　工学部　機械工学科　ブログ

この東京工科大学八王子キャンパスは小高い丘の上にあり，中心市街地であるJR八王子駅周辺よりも標高が高いです．
さらにこの八王子キャンパスの施設や建物は大きく，敷地も他の大学に比べて広いので，ここの景色は近代的な造形物と壮大な自然が融合しています．

図1は研究棟Aの13階にある北向きの窓から矢印の方向に見た景色です．
ここは八王子キャンパスで学生が入ることのできる場所の中で最も高い場所です．
八王子キャンパスのメインストリートを下ると，シンボルタワーである16階建ての片柳研究所棟があります．
私は普段，片柳研究所棟の8階で卒業研究を行っています．
その奥にはJR八王子駅周辺の建物や人々が集まるエリアから，手前にある住宅地，左奥には高尾山がすぐそばに見えます．

図1　研究棟Aの13階から北側を見た景色

図2は体育館前から見た北西向きの景色です．
体育館は八王子キャンパスの正門から入って一番離れた左奥にあり正門から遠いところなのですが，片柳研究所棟の全景を見ることができるスポットです．
ちなみに，東京工科大学には一般教養科目の中にスポーツ実技という体育科目があります．
半期に一回ぐらいしか開講されないのですが座学や実習の科目が続く毎日の中に，仲間たちと一緒になって体を動かす科目があると，ちょっとした気分転換になったりします．

図2　体育館前から北西を見た景色

図3は片柳研究所棟の1階ロビーです．
4年近く八王子キャンパスに通っている私からすると，ここは見慣れた場所で8階フロアの研究室へ行くただの通り道になっていますが，私が初めてこの場所に来たとき，高い天井と奥のガラス張りの窓にちょっと感動した記憶があります．
きっとみなさんも初めて訪れると驚く空間だと思います．
普段はイスに座って友達と話していたり，軽い飲食をしていたり，待ち合わせをしていたりする人がたくさんいます．
この場所は実際，ドラマ，ヒーロー戦隊番組，アイドルグループのPVなどの撮影で使われています．

図3　片柳研究所棟の1階エントランスロビー

図4は片柳研究所棟15階の南西方向の窓から見た景色です．
この視野ではすぐ近くの住宅地や工場しか見えないのですが，奥には高尾山をはじめとする山々を眺めることができます．
ここは景色が見える範囲に高い建物が無いのが特徴です．
ちなみにこの写真の一番奥に見えている山は富士山です．
もっと寒くなれば大きくくっきり見えます．
また，夕方になると日が落ちる方角なので富士山越しの夕焼けがきれいに見えます．
卒業研究で新しい装置を設計する際や，新しいアイデアが必要になったときに，これらの美しい景色を眺めているとアイデアが浮かんでくることがあります．
学修や研究はもちろんのこと，楽しいキャンパスライフを送るためにも，心を和ませ，ひらめきを与えてくれるこれらの景色は不可欠だと感じています．

図4　片柳研究所棟の15階から南西を見た景色

入学する大学を選ぶ基準は人それぞれで，「大学の眺めの良さ」というのは些細なポイントかもしれませんが，それをきっかけに進学先の候補のひとつに東京工科大学を選んでいただけたら，この記事を書いた私は大満足です．
また，大学を選び始めるタイミングでこの記事を見つけた方は，これをきっかけに東京工科大学に少しでも興味を持っていただけたらうれしいです．