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大学生の就職

| 投稿者: 機械工学科

高校生のみなさんにとって、就職ははるか遠い未来のことで、まずは目の前に迫りつつある大学入試をクリアすることに全力投球されていることと思います。
その一方で就職は進学と並ぶ人生の一大事業。
だからこそ、大学生がどのようなプロセスを経て就職するのかを知った上で学修を進めることは、自分の人生を設計してゆくためにも、とても大事です。

ちなみに大学生って、何年生のいつ頃から就職活動を始めるか、みなさんご存知ですか?
最終学年の4年生になる4月でしょうか•••?
いや、就職する年の始めの1月でしょうか•••?
実は大学生の就職活動は不平等をなくすために、日本経済団体連合会(日本経団連)がその紳士協定(ガイドライン)を決めているんです。
いわゆる就職の採用選考に関するルールと呼ばれるものですが、その中身を大学3年生の6月から示しているのが図1です。
横軸を見ると、自己分析や業界研究などの項目があって、就職活動にはたくさんのステージがあることがわかりますね。

大学生はいつから就職活動を始めるのかという質問ですが、機械工学科の就職担当として、学生諸君と企業との橋渡し役をしている古井がお答えします。
正解は「3年生の夏休み」です。
就職活動のスケジュールには3つのポイントがあります。
 〇3年生の3月1日: 大学生の就職活動が解禁される
 〇4年生の6月1日: 企業による大学生の選考が解禁される
 〇4年生の10月1日:企業による大学生への内定通知が解禁される
日本ではこのような就職活動に関する指針の下で、1952年から約66年もの長きにわたって、卒業見込み大学生の就職採用活動が行われています。
しかしながら、社会の変化や働き方の多様化に伴って、
 〇就職活動のルールが守られない(指針の形骸化)
 〇就職活動が長引く(就活の長期化)
 〇内定学生の引き留めが難しい(採用の高コスト化)
など、就職採用活動の不公正化・不透明化と、企業経済活動への影響がクローズアップされるようになってきました。

 

Fig1_3_2

図1 大学生の就職活動とそのスケジュール
https://www.asahi.com/articles/ASLB9540XLB9ULFA01C.html

このような経緯を受けて今年の10月、長い間続いた就職活動に関するガイドラインの廃止が決定されました。
これは高校生のみなさんもご存知ですよね。
日本経団連主導の就職から、政府主導へと切り替わる大転換に向けて、就職・採用活動日程に関する関連省庁連絡会議が内閣官房内に設置されました。
大学生が抱える不安を解消し、学修時間を確保しながら安心して就職活動に取り組むことができる就職活動の枠組みはこれから検討されることになっていますが、現在の大学2年生、すなわち2021年春採用の就職活動から新しいルールが適用されるようです。
つまり、高校生のみなさんはこの新しい規則や規制のもとで、自分の就職を決めることになります。
さあ、どのような就職活動になるのでしょう?
今から楽しみですね!

Fig2_2

図2 政府が主導する就職活動の新ルール
https://www.asahi.com/articles/ASLB955KPLB9ULFA01L.html

東京工科大学では、大勢のカウンセラーが在籍するキャリアサポートセンターを設置して、学生諸君ひとりひとりの就職活動をきめ細かくバックアップしています。
それに加えて東京工科大学工学部では、有意義で満足感が得られる就職活動をダイナミックに展開できるよう、様々なイベントを企画して学生諸君の就職活動を応援しています。
その一部は表1のようになっています。
工学部と連携協定を締結している一般社団法人の加盟企業や、東京取引証券所一部上場企業による業界説明会をはじめ、内定を獲得した先輩が面接官を務める模擬面接会,エントリーシートや履歴書の書き方講習会などを実施して、学生諸君の就職活動やキャリア形成を支援しています。

表1 東京工科大学工学部の就職支援イベント

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「仕事よりも志事」
AIが普及するこれからの社会は、上司や他人に仕えて与えられたことをする仕事はどんどんなくなってゆくと予想されています。
つまり、志や情熱を持って、社会に貢献する「志事」ができる人がより求められる時代になるでしょう。
事前演習・実習・事後演習を通じて働く意義を発見できるコーオプ教育が充実している東京工科大学工学部は、ものづくりの志事ができるサステイナブルエンジニアの育成を行っています。
社会が望む、そしてあなたが求める教育カリキュラムがそこにあります。

次回のブログでは、機械工学科の3年生諸君を対象に実施する「模擬面接会」の模様についてリポートします。
またお目に掛かりましょう。

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