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海外大学との国際交流提携

| 投稿者: 機械工学科

工学部長,サイバネティクス研究室大山です.

中国の武漢にある中国地質大学自動化学院(School of Automation, China University of Geosciences)と東京工科大学工学部で学部間交流のための国際交流提携を締結しました。自動化学院とは、日本語で意訳すれば自動化工学部となり、いわゆるメカトロニクスに関する学部で、ロボットや工場の生産装置などの知能化や制御系の開発を学ぶ学部です。この交流締結では、

  1. 共同研究や研究交流を行う
  2. 教員の教育・研究のための交流を行う
  3. 学生の交流を行う
  4. 研究発表会や講義あるいは教育トレーニングを共同で行う
  5. 共同でシンポジウムを開催する

などの内容となっており、今後、両学部の教員や学生が互いに訪問したり、共同研究を行ったりすることになっています。

中国地質大学は、学生数約20,000人(中国の大学の中では少ない方です)で、地質学・資源学・環境学・地学で有名ですが、最近では、理学・工学・管理学・法学などの学部も有する重点大学となっています。温家宝元首相の出身大学でもあります。自動化学院は2年前に新しく作られた学部で、主にメカトロニクス関係の教育・研究を行っています。ちなみに、学部長の呉敏先生は、我々の友人で東京工業大学で学位を取られた方です。

交流提携をしたことにより、教員が相互に訪問したり、協同で研究会を開いたり、時には学生諸君も相互に訪問、共同研究することも始まるでしょう。

武漢市(Wuhan)は中国の中部、湖北省の省都で人口1100万人の大都市です。30以上の大学が集まっており、大学生も100万人いるそうです。(八王子市も22の大学がありますが、スケールが違いますね。)訪問した時(3月21日)は、ちょうど桜が満開で、花見で込んでいました。(日本のように、桜の下で宴会というより花を観賞しながら歩くようです。ちなみに武漢市では、黄鶴楼という塔が有名です。)

みなさんも、ぜひ、このような国際交流の機会を生かしてください。

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中国地質大学 正門

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中国地質大学 自動化学院入口

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東湖桜花園の桜1

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東湖桜花園の桜2



 


 

 

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