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2016年のロボコンへの挑戦

| 投稿者: 機械工学科

学科長の松尾です.

後期に入ってもう4週間が過ぎました.
コンピュータサイエンス学部3年生のロボコン挑戦授業も,後期からは大学ロボコン優勝&ABUロボコン体験者の上野助教が担当教員となり,受講生諸君のプロジェクト推進をしっかり指導してくれています.

今年の受講生が挑戦しているのは,2016年のNHK学生ロボコン〜ABUロボコンです.
競技課題は,まさに工学部のメインテーマである「サステイナビリティ」のキーワードの1つ,エネルギーです.
各チームは,エコロボットとハイブリッドロボットとを作ります.
エコロボットは決められた通路を移動するものですが,走行用のモータなどを搭載してはいけません.
ハイブリッドロボットは半自動または自動制御です.
ハイブリッドロボットがエコロボットに直接触れずにエネルギーを与えて駆動して,2台がそれぞれの役割を果たすことで課題を達成しようという競技テーマです:詳細はこちら

授業は,もっぱら受講生が主体的にプロジェクトを進めています.
現在は,ハイブリッドロボットがエコロボットを駆動する方法について一通り試作実験を終え,ロボット全体の設計に入るところです.
他の優秀なチームに勝つためには,オリジナルの魅力的なアイデアを立てて,それを確実に実現する必要があります.
詳しい内容はまだ秘密ですが,いろいろな視点から検討を進めています.
今年は,新工学部の設備として設計ソフトや工作機械が揃ってきたので,いろいろなことが効率よくカッコよく実現できそうです.
11/10にエントリー書類提出,2月上旬に第1次ビデオ審査の予定なので,後期の授業ではちょうど第1次ビデオ審査をしっかり通過するマシンを作成するまでが目標になります.

そして,嬉しいことに,機械工学科の1年生が,プロジェクトをぜひ手伝いたいと手を上げてくれました.
このプロジェクトを通じて成長して,第1期生としてこれから学科を牽引してくれることと期待しています.
まずは,プロジェクトとしてはテスト用のフィールドを作らなければならないので,そのための工作を手伝ってもらう予定です.
そのため,先週は簡単な機械工作の講習などをしました.

 

Dsc_5623

準備万端,3年生が部品図を作ってくれるのを待ってます.

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