道の駅の水車小屋(その1)
| 固定リンク 投稿者: 機械工学科
みなさんこんにちは、関口です。
今日は、身近にある昔ながらの機械について少しお話ししたいと思います。
栃木県那須町にある道の駅 東山道伊王野(とうさんどう いおうの)にある機械のおはなしです。
「え? 栃木県? あまり身近じゃないのでは…?」と思われるかもしれませんが…
じつは私、那須町伊王野の出身なのです。
道の駅 東山道伊王野には大きな水車があり、この道の駅のシンボルとなっています。
手元にちょうどよい写真がないので、すみませんが画像は道の駅のホームページをご覧ください:
http://michinoeki-tosando.jp/
水車(water turbine, hydraulic turbine)は、人類が開発した最も古い原動機と言われています。
原動機とは、自然界に存在するエネルギーを機械的な仕事のエネルギーに変換する装置、機械のことです。
水車の場合は、水のエネルギーを機械的エネルギーに変える回転機械、ということになります。
水車の歴史はとても古く、ギリシャでは紀元前に既に穀物の製粉に使われていたようです。
電動機や内燃機関が普及してからは数が激減し、現在では見ることもあまりなくなりましたが、日本でもかつて多くの水車が利用されていたそうです。
さて、冒頭で紹介した伊王野の道の駅の水車、観光目的だけのものではなく、ちゃんと機械として仕事もしているのですが、そのあたりについてはまた次の機会に…
「ちょっと気になること」カテゴリの記事
- 中国の大学事情(2016.06.27)
- 金属にまつわるエトセトラのその後 -金属アレルギー-(2015.06.26)
- 道の駅の水車小屋(その3)(2015.06.12)
- 道の駅の水車小屋(その2)(2015.04.24)
- 道の駅の水車小屋(その1)(2015.03.03)