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道の駅の水車小屋(その1)

| 投稿者: 機械工学科

みなさんこんにちは、関口です。

今日は、身近にある昔ながらの機械について少しお話ししたいと思います。
栃木県那須町にある道の駅 東山道伊王野(とうさんどう いおうの)にある機械のおはなしです。

「え? 栃木県? あまり身近じゃないのでは…?」と思われるかもしれませんが…
じつは私、那須町伊王野の出身なのです。

道の駅 東山道伊王野には大きな水車があり、この道の駅のシンボルとなっています。
手元にちょうどよい写真がないので、すみませんが画像は道の駅のホームページをご覧ください:
http://michinoeki-tosando.jp/

水車(water turbine, hydraulic turbine)は、人類が開発した最も古い原動機と言われています。
原動機とは、自然界に存在するエネルギーを機械的な仕事のエネルギーに変換する装置、機械のことです。
水車の場合は、水のエネルギーを機械的エネルギーに変える回転機械、ということになります。

水車の歴史はとても古く、ギリシャでは紀元前に既に穀物の製粉に使われていたようです。
電動機や内燃機関が普及してからは数が激減し、現在では見ることもあまりなくなりましたが、日本でもかつて多くの水車が利用されていたそうです。

さて、冒頭で紹介した伊王野の道の駅の水車、観光目的だけのものではなく、ちゃんと機械として仕事もしているのですが、そのあたりについてはまた次の機会に…

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