「機械工学」って何?
| 固定リンク 投稿者: 機械工学科
さてさてこんにちは。
またもや出て参りました、教員の個性とは何も関係ない事をつぶやく工科太郎(ペンネーム)です。
私たちは「機械工学科」を名乗っているわけですが、「機械」はこの間の記事で少し説明しましたが、次は「機械工学」って何だろう、という風に思いませんか?
そんな謎な単語「機械工学」に今日は迫ってみましょう
「機械工学」をまたもや Wikipedia で見てみますと、こんな事が書いてあります。
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機械工学とは、機械あるいは機械要素の設計、製作などから、機械の使用方法、運用などまでの全ての事項を対象とする工学の一分野である
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そう「全て」なのです!…と言って説明された気分になってくれる人は良いのですが、その「全て」のためにどのような勉強をするのかと思いながらwikipediaの続きを読むと、
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具体的には、熱力学、機械力学、流体力学、材料力学の四力学を基礎とした機械の設計、製作のための技術を学ぶ他、より広義には、機構学、制御工学、経営工学、材料工学(金属学)、そして近年のコンピュータ化に対応したハードウェア及びソフトウェア技術全般を研究対象としている
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と書いてあって、「とにかく技術全般!」というイメージだけが分かります。
工科太郎的にざっくり言うと
ものを設計したり制作したりするための「ものづくり」に必要な事を学ぶ
と思って下さい。
だから、動くものの仕組みであったり、それにどのように力をかけるかや力がかかるかだったり、そもそもどのような材料が向いているのか、更にはその材料をどう加工するのか、それらを考えてどのように設計するのか、その上でどのような動きを制御するのか…等々…様々なことを学びます。
そのため、機械工学を学んだ人達は色々なことが出来るので、「就職に強い」とか言われたりするんですね。
さて、目ざといそこのアナタ、上で「四力学を基礎」と何故か強調されているのが気になったのではないでしょうか。その内またその通称「ヨンリキ」についてお話しましょう。
寒くなって来ましたが、健康には気を付けて!以上、この季節はみかんを欠かさない工科太郎でした!
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