なぜ材料グリーンプロセス研究室なのか  ―古井先生・加藤先生のニーズと私のシーズのマッチング―

| 投稿者: 機械工学科

 皆さん、こんにちは。

 材料グリーンプロセス(古井・加藤)研究室に仮配属となりました、工学部機械工学科3年生の井上凌太です。

 このブログでは、私が材料グリーンプロセス研究室を選んだ理由や、私の目標との関連性などについて話していこうと思います。

 

 唐突ですが、皆さんは研究室を選ぶ際に何を重要視しますか?

 研究内容,コアタイムの有無など基準は様々だと思います。

 私は研究室を比較する中で、「就活支援」を重要視しました。

 大学の研究は多くの学生にとって通過点であり、その後の人生に結びつけることが重要です。

 材料グリーンプロセス研究室では、研究室訪問の段階から研究室の卒業生の名だたる企業への就職実績や、予定している企業説明会・工場見学会の情報などを事細かに教えていただきました。

 また、工学部就職特任の先生からも、就活に強い研究室というお墨付きをもらっており、安心して選べる研究室だと感じました。

 就活は大学生にとって未知なもので、現在進行形で就活をしている私自身とても不安に感じています。

 その中で、研究室からサポートを受けられることは、不安な就活の大きな後ろ盾になります。

 これだけでも、自信をもって材料グリーンプロセス研究室を選択する理由になると思います!

 

 ここで、私が材料グリーンプロセス研究室に配属された、自己推薦選考についても少し触れようと思います。

 自己推薦選考では事前に提出する調書と、それに基づいて行われる面接があり、古井先生,加藤先生の「ニーズ」に照らし合わせて判定されます。

 そのニーズとはズバリ「5つの気」、「協調性」、「体力」です。

 協調性と体力については聞きなじみのある言葉だと思います。

 唯一、聞きなじみの無い言葉である、5つの気とは、「やる気・元気・本気・根気・勇気」を指します。

 これらのニーズに対して私は、中学,高校の部活動で部長を務めたことで身に付けた協調性、何事にも本気で取り組める姿勢、また、機械工学科での学修やコーオプ実習で培った能動的なコミュニケーションスキルなどのシーズを面接でアピールしました。

 その結果、合格をいただけたため、先生方のニーズと私のシーズがマッチしていたということだと思います。

 私は決して優秀な成績ではないので、古井先生,加藤先生は学生の本気度をしっかりと見て下さっていると感じます。

 我こそはと思う人は、積極的に自己推薦選考にチャレンジしましょう!

 

 このブログを読んでいる高校生や機械工学科の後輩の皆さんも、すでに材料グリーンプロセス研究室に魅力を感じ始めているのではないでしょうか!

 しかし、研究室は就活のために所属する場所ではありません。

 もちろん研究を行い、メンバーと切磋琢磨しながら自分を高める場です。

 本研究室の目標は環境負荷が小さい材料製造プロセスの開発や次世代型モビリティの車内サウンドデザインを通じて、持続可能な(グリーンな)社会の構築を目指すことです。

 主に、金属・セラミックス・音響の領域を中心に研究を行っています。

 次は、そんな本研究室の研究内容と私の目的とのマッチングについてお話しします。

 

 私は、漠然と機械が好きという理由で、工学系に進むと決め東京工科大学機械工学科の門を叩きました。

 その意識のまま3年生になり、研究室配属の時期を迎えました。

 高校生活の3年間もとても短く感じましたが、この2年間はそれよりもずっと短く、“歳月人を待たず”ということわざが身に染みました。

 それはさておき、研究室を選ぶときに、自分の目的を定める必要があると感じ、自分の経験や学びを振り返りました。

 その中で、車の乗員の快適性を向上させるような研究をしたいと思うようになりました。

 この考えに至った理由を説明します。

 私は、電車やバスなどの乗り物があまり得意ではありません。

 経験がある方も多いと思いますが、乗り物酔いをしてしまうことが多いからです。

 電車、バスに酔ってしまう理由として、振動と音があります。

 特にバスの後ろの席で、道路からの振動やエンジンの振動を感じることがあると高い確率で乗り物酔いを起こしてしまいます。

 私は、乗り物酔いはある程度仕方がないこととして、生活していました。

 その一方で、機械工学科の講義や実験などで、材料について興味を持ち、振動や音に関する問題は車体を構成する材料から解決できるのではと考えました。

 そのような背景から、「材料×音」、「材料と音のマリアージュ」、「心地よさ」などのキーワードの下で研究している、材料グリーンプロセス研究室は私の希望とマッチしていると感じ、所属を決めました。

 本研究室では既に、超磁歪材料による小型電気自動車のノイズキャンセリングシステムの開発など、私の目標に近い研究を行っています。

 そこで、私が機械工学科での3年間で身に付けた「シーズ」(ノウハウやスキル)を活かして、材料と音響の両方の分野から、機械の快適性を追求する研究に取り組みたいと思っています。

 

 最後に、今後、研究室配属を迎える機械工学科の後輩、機械工学科に入学する高校生の皆さんへのメッセージを贈ります。

 納得できる人生の選択をするためには、それに見合った努力が必要になると思います。

 機械エンジニアとしての人生の方向性を左右する研究室選びであれば、一般配属選考でGPA、自己推薦選考では自分を的確にプロモーションすることが求められます。

 最大限の努力を惜しまないようにしましょう!

 私も来るべき人生の進路選択では、単なる就職活動ではなく、「就職勝動」の意気込みで、希望する企業の就職内定を勝ち取るべく最大限の努力をします!

 先を見据えた選択、最善の備えを!

 

 最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

超激戦の材料グリーンプロセス研究室自己推薦選考を振り返って

| 投稿者: 機械工学科

 皆さん初めまして.

 2024年度後期より材料グリーンプロセス(古井・加藤)研究室に仮配属となりました,工学部機械工学科3年の佐藤空和です.

 このブログでは私が経験した機械工学科研究室配属の自己推薦選考を振り返ると共に,皆さんに自己推薦選考について詳しくお話ししたいと思います.

 

 まず,機械工学科の研究室配属には3つの選考方法があり,各研究室が定めたそれぞれの採用方法で決まる自己推薦選考と,2年後期までの学修成績(GPA)の高い順に決まる一般1次配属,一般1次配属で不合格となった場合の一般2次配属があります.

 ここで,私が自己推薦選考を志望した3つの経緯をお話しします.

 1つ目はコーオプ実習を通して材料に興味を持ったからです.

 2年後期のコーオプ実習では貴金属スクラップや産業廃棄物を扱う企業で実習を行いました.

 様々な業務の中で貴金属材料に触れる機会があり,材料の見分け方や特性などを学びました.

 ものを作る上で材料は不可欠であることは言うまでもありません.

 私はコーオプ実習を通して得た材料の知識を,材料グリーンプロセス研究室のモットーである正しい材料選択と,適切な箇所に材料を配置する適材適所のスキルを身に付けることにつなげたいと考えました.

 2つ目は就職支援の手厚さです.

 本研究室を訪問した際,古井光明先生の詳細な説明があり,そこで卒業生が東証プライム上場企業や数多くの優良企業に就職実績があり,また3年後期の創成課題での就職サポート,例えば独自の企業説明会や工場見学会などの企画を知りました.

 私はこのような充実した環境の中で,納得のいく就職活動がしたいと思いました.

 3つ目は本研究室が毎年大人気であるという点です.

 今回の自己推薦選考では定員3名のところ応募者が12名という超激戦でした.

 私はGPAで決まる一般1次選考では入るのが難しいと判断し,本研究室に入るチャンスを逃す訳にはいかないという強い思いから,あえて超難関の自己推薦選考を志願しました.

 

 ここからはそんな超激戦の材料グリーンプロセス研究室の自己推薦選考の概要についてお話しします.

 本研究室の自己推薦選考は調書と面接の2つで審査が行われました.

 調書ではコーオプ実習でためになったこと,どのような材料や音響に興味がありまたそれを活かしてどのようなものづくりを行いたいか,自己PRの3つの設問がありました.

 この中でも特に自己PRはこだわってしっかり書き込みました.

 私は小学5年から高校3年まで8年間野球に打ち込んでいました.

 その経験をもとに培った私の長所である責任感や,本研究室が大切にしている5つの気(やる気,元気,本気,根気,勇気)をもって果敢に取り組むんだという熱意を,野球のエピソードやそれを通して感じたこと・考えたこと・成長などを交えて具体的に書きました.

 

 次に面接です.

 面接では調書に書いたことを中心に質問がありました.

 面接は私ひとりに対して古井光明先生・加藤太朗先生のおふたりが面接官だったこともあり,とても真剣な雰囲気で行われました.

 面接と聞くと,緊張して言葉が出てこないなど苦手意識を持っている人が多いと思います.

 私も話すことが得意ではなく,面接はかなり緊張しました.

 面接を終えて少し言葉がつかえてしまったり,緊張から身振り手振りが大きくなり過ぎたという後悔があります.

 その一方で,うまくいったこともありました.

 それは面接の所作です.

 私は面接対策をしていく上で熱意を伝えるにはどうすればよいのかを常に自問自答していました.

 もちろんしっかりとした受け答えをするのは当然のこととして,それ以上に面接の所作が重要ではないかという結論に至りました.

 ノックの回数や部屋の入退出,椅子の座り方など,これらは細かいポイントですが面接官は必ず見ていますし,気配りや人間性が表れるポイントだと思います.

 幸い中学や高校時代も面接の練習をしたことがあり,面接マナーにはある程度自信がありました.

 その経験を自己推薦選考の面接に向けてさらにブラッシュアップし実践したことで,所作から自分の熱意を伝えることができたのではないかと思っています.

 面接は緊張しますし,練習通りにいかないことが多いです.

 しかし,苦手な中でも所作のように対策すべきことはありますし,それを実行することは非常に重要であると今回の面接で学びました.

 

 最後に私からのメッセージです.

 このブログを読んで下さった高校生の皆さん,まずは勉強と部活に全力を注いで下さい.

 その中で,学びや気付きが絶対あるはずです.

 ぜひ,高校で学んだことを皆さんの未来につなげて下さい.

 次に機械工学科1,2年生の皆さん,研究室配属の自己推薦選考はGPAに関係なく皆さん1人1人に権利があります.

 ぜひ有効に活用し,なりたい自分になるために,後悔しない満足できる研究室選びをしてください.

 

 最後まで読んで下さりありがとうございました.

LPM2024での研究発表!!~ in 美食の街,サンセバスチャン~

| 投稿者: 機械工学科

Hola!(こんにちは!)

光・エネルギー研究室に所属している修士2年の金井秀太と申します.

https://www.teu.ac.jp/info/lab/project/es/dep.html?id=28

(光エネルギー研究室紹介リンク)

 

先日,スペイン・サンセバスチャンにて開催された The 25th International Symposium On Laser Precision Microfabrication (LPM2024)に参加し,ポスター発表を行いました.

https://www.lpm2024.com/

(LPM2024ホームページ)

 

研究発表の様子や,学会中のイベントなどについてご紹介いたします!

 

1. ポスター発表

いきなりですが,メインイベントのポスター発表の様子をご紹介いたします.

私は”Analysis of temporal changes in temperature distribution at a laser spot in the Selective Laser Thermoregulation system measured by a high-speed radiation thermometer“ と題して発表を行いました.本研究室では,レーザーを塗り絵のように動かしながら材料に照射することで,その材料を1000℃以上の高温に加熱するシステムの研究を行っています.私はこのシステムを用いて材料を加熱した際の,材料の温度分布を分析する研究を行い,それについての発表を行いました.

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1 発表の様子

私は英語が得意ではないので,よく学会や講演会等で同年代が英語で発表している様子を見てその凄さに敬服していたのですが,いざ自分で発表を行ってみると,英語で研究発表を行うことの難しさが改めて身に沁みました.ポスター発表では,聞き手の質問や聞きたいことに合わせ,コミュニケーションを取りながら発表を行うため,質問を正確に聞き取り,分かりやすい説明をしないとスムーズに発表を行えず,なかなか苦労しました.

しかし,やはり実践する場があると勉強のモチベーションも上がるもので,今後はもっとかっこいい発表ができるように,英語の勉強や研究を頑張っていこうと思います.また,今後もこういう機会があれば積極的にチャレンジしていきたいです.

 

2. Welcome reception & Gala dinner

今回の国際会議では,初日の夜にWelcome receptionと,最終日前日の夜にGala dinnerというイベントがそれぞれあったので,せっかくなのでWelcome receptionGala dinnerの両方に参加してきました.

Welcome receptionの会場は,サンセバスチャンの市庁舎でした!

外見の綺麗さにも驚きましたが,中に入るとその天井の高さと装飾の絢爛さに度肝を抜かれました.中に入るだけでお腹がいっぱいでしたが,Welcome receptionでは立食形式でピンチョスと呼ばれる軽食を振舞っていただきました!

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2  Welcome receptionの会場

そしてGala dinnerの会場は,Hotel de Londres y de Inglaterraという名前の海沿いのホテルのレストランでした!

ここではバスク地方ならではの生ハムや,様々な種類のピンチョスが食べ放題でした.なんと生ハムは原木から直接切ってくれるスタイルで,初めての光景にテンションが上がりました.

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3  Gala dinnerで出たピンチョス

 

3. サンセバスチャンのバル巡り

サンセバスチャンは美食の街と呼ばれ,街中にはバルと呼ばれる食堂とバーが混ざったような飲食店が,所狭しと並んでいます.

そうとくれば,学会が終わった後の夜の自由時間はバル巡りをしないわけにはいきません!

ということで,バルで食べた料理の数々を,ギュッと1枚の写真にまとめてご紹介いたします.

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4 バル巡りで食べたピンチョスの数々

 

4. おまけ

サンセバスチャンまでは往路復路共にターキッシュエアラインズを使ったのですが,トランジットで一定時間以上イスタンブールに滞在する場合は,無料でイスタンブールを案内するツアーを開催してくださいます.

そして,私たちも帰りにこのツアーに参加できました!

サンセバスチャンの街並みとイスタンブールツアーの様子を,私の趣味で持っていったフィルムカメラで撮影したので,最後にその写真をご紹介します!

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5 サンセバスチャンの旧市街

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6 サンセバスチャンの旧市街(左)とビスケー湾

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7 イスタンブールの街並み

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8 イスタンブールのボスポラス海峡

 

最後になりますが,私は今回が初めての国際学会,初めてのヨーロッパでした.現地に着けば言語はもちろん,街並みや食文化など目に入るもの全てが目新しく,まだまだ世界には知らないことだらけだと知ることができました.発表準備等から現地での経験を含めて,とても貴重な学びを得られたと思います.

 

最後まで読んでくださった皆様,Muchas gracias!(ありがとうございました!)

失敗することの大切さ

| 投稿者: 機械工学科

皆さんこんにちは。

材料グリーンプロセス研究室(古井・加藤研究室)に所属する、機械工学科4年の阿部真之です。

私は「学士・修士一貫早期修了プログラム」という、いわゆる飛び級制度を申請したため、まわりの同級生よりも早く卒業研究を始めており、直近の夏休みから新学期までの半年間ほど研究をしました。

そこで、その半年の間に私が研究を進めていく上で最も大切だと感じたことを話していきたいと思います。

 

ここでまず、私の研究テーマについて説明します。

私は「塩水浸漬その場引張試験によるマグネシウム合金の真の引張特性の測定」という研究を行っています。

塩水浸漬その場引張試験というのは、塩水と反応して腐食した金属を、塩水から取り出すことなくその場で引張試験を行うユニークな試験法です。

また、引張試験とは金属を両端から引っ張り、徐々に力を加えていき、ちぎることでその金属の引張荷重に対する抵抗力を測定する試験です。

下の写真は引張試験の開始前の様子で、中央に固定してあるI字形の金属の薄板を上下に引っ張ることができるようにしています。

 

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引張試験前の試験機の様子

 

私は最初、その場引張試験を行うために、試験機に取り付ける治具を設計しました。

下の図は実際に私が設計した治具の組立図です。

 

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設計した治具の組立図

 

材料が実際に手元に届き、いざ治具の製作を始めようとしたときに問題が発生しました。

引張試験中に治具が壊れないよう強度が高い金属を選択したところ、大学にある工作機械では加工することができませんでした。

この経験から、使用する金属を選ぶ際には、強度のほかにも様々な性質を深く理解する必要があることを学びました。

 

そして、外注によって加工を依頼し、治具が完成した後も問題がありました。

それは、設計した部品を試験機に取り付けることができなかったことです。

私は先輩の図面を参考に治具を設計したのですが、先輩が製作した実物の治具をよく観察すると、後から加工して試験機に取り付けられるようにした跡が見つかりました。

この経験から、ひとつのものに頼って設計するのではなく、実物があるならそれを確認し、治具を設計した人がいるなら聞いて、多くの根拠をもとに設計を行うことが大切であることを学びました。

そして、新しいテーマで研究を進めるときこそ、先生や先輩の体験談をよく聞き、自身の研究に活かせることがないかを考える温故知新の精神の重要性も学びました。

 

以上のように引張試験を行う前の段階ですでに私は多くの失敗をしました。

失敗は成功のもと。

昔からよく言われる言葉ですが、研究にも当てはまります。

研究は失敗することが多く、たとえ失敗を重ねても、それらの失敗から何を学び改善するのかを考えることは成功以上に価値があります。

失敗したからといってくじけず、冷静に対処することが将来の成功をもたらします。

失敗は研究を進めるうえで避けては通れません。

しかし、何が要因となってそれが起こったのかを正確に把握することができれば、同じミスを防ぐことができますし、私の経験を話すことでまわりの人みんなの失敗を防ぐことにつながります。

事実、材料グリーンプロセス研究室のメンバーが同じように治具を作ることになった際に、参考として自身の経験を伝えることができました。

研究室とはそういった失敗を乗り越えて得た知識・経験を記録し、メンバーと共有することで蓄積していく場です。

ここで最も悪いのは、同じ失敗を繰り返すことや、失敗を恐れて何も行動しないことです。

皆さんが研究をするときはたとえ失敗したとしてもあまり気にすることはありません。

むしろその回数が多いほど自身の研究の深みが増していくでしょう。

なぜなら、知識や方法などは事前にインターネットなどで検索し調べることができますが、実際にやってみて失敗したという経験は検索してもヒットすることがない自分だけのものだからです。

 

今回は私が半年間の卒業研究を通して大切だと感じたことをお話ししました。

私の研究は道なかばで終わりが見えません。

この先も色々な失敗をし、様々なことを学んでいくでしょう。

研究で得た経験を私の人生で活かしていくために、 さらにがんばっていきたいと思っています。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

 

卒業おめでとうございます!

| 投稿者: 機械工学科

皆さん、こんにちは!

機械工学科のヒューマンセントリックモビリティ研究室の禹です。

3月19日に学位記授与式が行われました。

 

4年生のさん、卒業おめでとうございます!

禹研究室では学士7名が卒業しました。1年間それぞれが、自身の研究に対して様々に努力した成果が卒業論文という形で表れたと考えています。

 

また、本研究室に所属している曽根優夏さんが日本ロボット学会の「優秀学生賞」を受賞しました。おめでとうございます!

曽根さんは国内の「電気学会ものづくり研究会」から国際の「The 24th International Symposium on Advanced Intelligent SystemsISIS2023)」まで、様々な学会に活発に参加し、意欲的に研究を行いました。来年度から修士進学予定であるため、さらなる活躍が期待できる学生です。

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図1.日本ロボット学会「優秀学生賞」を受賞しました!

 

卒業後、賑やかだった研究室が静かになっていることをみると、一気に寂しい気持ちが出てくることもありますが、新4年生がこれから頑張って研究できるように引き続き応援の体制を整えておきたいと考えております。

 

卒業生の皆さんは自分の夢を叶えるために引き続き頑張ってください!

私は皆さんを応援する側として頑張ります。

韓国で開催されたISIS2023に参加しました

| 投稿者: 機械工学科

皆さん、안녕하세요(こんにちは)!

ヒューマンセントリックモビリティ(禹)研究室に所属しています、機械工学科4年の曽根と阿部です。

 

韓国の光州(クァンジュ)で昨年126日から9日まで開催されたThe 24th International Symposium on Advanced Intelligent SystemsISIS2023)に参加しました!今回はISIS2023に参加した際の様子などについてお伝えします。

 

移動の関係で学会初日のWelcome Reception(懇親会)には参加せず、2日目から参加しました。2日目は私たちの発表はなかったため、他の参加者の発表やPlenary Talk(特別講演)を聞く日でした。発表は英語で行わるため、理解するのが難しいと感じる場面も多々ありましたが、スライドの図などで何とか理解できるよう必死になって聞いていました。

 

3日目はPlenary Talk(特別講演)を聞いた後、シティツアーに参加しました。このシティツアーは学会が開催しているもので、学会参加者は無料でツアーに参加することができます。ツアーではアジア文化センターAsia Culture Center)とG.MAPGwangju Media Art Platform)に行きました。

 

アジア文化センターでは様々な地域の歴史が記されているコーナーやVR機器を用いて生活を対できるコーナーなどがありました。民族の踊りが体験できるコーナーでは音楽ゲームのように上から降ってくるノーツに合わせて体を動かすことで楽しく簡単に踊りが体験でき、非常に楽しかったです!

 

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図 1 各地域の踊りを体験できるコーナー

 

G.MAPでは、メディアに関連した様々なアートを見ることができました。ブラウン管を組み合わせたビデオアートのようなものや、古い機材を用いたロボットの形をした作品などがありました。図2のロボットピエロの作家であるナム・ジュン・パイクは「ヴィデオ・アートの父」と呼ばれた現代アーティストだそうです。

 

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図 2 ロボットピエロ(ナム・ジュン・パイク作品)

 

また、この日はBanquet(宴会)がありました。Banquetでは韓国の伝統的な踊りや歌などの出し物を見ながら、同じテーブルに座った韓国の学生と交流をしました。

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図 3 Banquet会場

 

学会最終日の4日目はついに発表の日です。曽根は Designing an Interactive Robot Interface for a User-friendly Information Support System”というタイトルでARとスマートホームシステムを用いたユーザ支援についての発表を行いました。阿部は Proposal of a Human-centric Robot Character Design Support System”というタイトルでロボットのキャラクターデザインに関する発表を行いました。

発表自体は十分に練習していたため予定通りに行うことができましたが、質疑応答ではうまく答えられないことも多くあり、もっと上手い表現ができればと思う場面が何度もありました。

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図 4 発表の様子

 

発表が終わった後は翌日の帰国に備え、光州からソウルを経由して仁川空港の方面へ観光も挟みつつ移動しました。

 

さて、ついに最終日。学会参加だけでなく現地の町や文化を見て回るのも勉強、ということで朝早く起きてソウル観光へ。ソウル駅を中心に何か所か観光しました。

 

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図 5 ソウル 興礼門

 

あっという間の45日。学会での貴重な体験はもちろん、文化の違いなどを肌で感じることができました。もっと英語が上達したらさらに楽しめるだろうなと思う場面も多々あり、コミュニケーションの重要性を実感する日々でした。

 

今回の学会では「Best Presentation Award」を受賞致しました。英語の発表資料や原稿を作成し発表を行うことはかなり大変でしたが、いい結果を得ることができたため挑戦してよかったです。

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6 本学会で「Best Presentation Award」を受賞しました

 

また、今回の学会で知り合った韓国の大学の先生と学生が126日に本学に見学に来てくださいました。その際に一緒にご飯を食べ、お互いの研究やISIS2023に参加したときの話などをして交流を深めました。学会をきっかけに新しい交流ができるというのも大きな魅力だと感じました。

 

最後に、本研究はJSPS 科研費(若手研究)23K17261 の助成を受けて実施されました。この場を借りて御礼申し上げます。

さくらサイエンスプログラムによる中国地質大学(武漢)未来技術学院との交流

| 投稿者: 機械工学科

ChatGPTという対話に特化した言語モデルの登場は,社会各面に旋風を巻き起こした。これを契機に,どのようにAIを生して学際的な人材を育成するか,様々な立場から検討と議論も活発に行われている。

これを背景に,2023年8月20日~26日の間,中国地質大学(武漢)未来技術学院の大学生10名を本学に招待し,JSTの支援によるさくらサイエンスプログラムを実行し,新しい情報技術分野と工学分野において,AIを生かした学際的な人材育成を中心に交流を行った。

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参加者の集合写真(全員東京工科大学のキャンパスの綺麗さに驚いた)

工学部で開発された各種ロボットについて,AI技術を生かして,ヒューマンセントリックモビリティ,生体情報との連携や,ネットワーク制御という立場での研究紹介に,参加者たちは深く感銘した。東京都立大学の久保田 直行先生によるTopological Intelligence for Multiscopic Simulationsという招待講演や,東京工科大学の先生方の講演と実演により,各種分野におけるAIの研究にふれ,日本におけるAI研究レベルの高さにみな驚いた。また,それに加えて,中央大学名誉教授の渡辺 俊彦先生は日中市民の交流を振り返ってその重要性を改めて若い世代の皆さんに伝えた。

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講演会後の質疑応答

特に,中国地質大学(武漢)の王 焔新学長は,仙台で開催される国際会議に受賞されるために来日し,わざわざ仙台から東京工科大学まで応援しに駆けつけ,日中交流の重要性などについて経験を交えながら学生たちを激励した。

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中国地質大学(武漢)王 焔新学長は仙台から東京まで駆け付け学生たちを激励した

 

NHK学生ロボコンは,工学部が精力的に取り込んでいる挑戦プロジェクトである。それにより,学生が,課題解決型学習(Project-based learning)という手法でアクティブ的に勉強することにより大きな成果を挙げている。今回もロボコン参加者による体験談の説明や,製作したロボットの実演などを行い,日中のロボコンの話などに花が咲いた。

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ロボコンの説明と実演(その後,学生同士の交流は所定時間を超えて活発に行った)

コーオプ教育は,学内の授業と学外での就労経験型学修を組み合わせた教育プログラムであり,工学部が積極的に推し進めている。コーオプ教育参加者より,この授業による実感した実践力や総合的な社会人基礎力などの育成について,体験談を披露した。このようなスタイルの教育実践について,地質大学の参加者は非常に興味を持って詳しく説明を求めた。

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コーオプ実習に関するプレゼンテーションと交流。参加者は興味津々

このような学生同士のふれあいにより,互いの距離を縮め,参加者の皆さんは日本の大学やその環境を身近に感じるようになった。

一方,産学共同研究と技術革新の代表として,地元菊池製作所は名が知られている。今回,その会社を見学し,研究シーズを製品化し実用化するための日本企業の取り組みを紹介した。

皆さんは,日本科学未来館を見学したり,浅草寺や上野を散策したりするなど,様々な人々と出会い,文化の面からも東京を満喫した。

帰国直前の終了報告書には,みな今回のプログラムに大満足し,もっと交流したいと書かれ,ぜひまた日本で勉強・研究をしたいと,夢を膨らませて無事に帰国した。

 

学会に参加してみよう! ─私が参加したふたつの国際学会─

| 投稿者: 機械工学科

みなさん、こんにちは。

材料グリーンプロセス研究室に所属している大学院工学研究科サステイナブル工学専攻2年の岡崎颯太です。

 

みなさんは「学会」に参加したことはありますか?

学会は各分野の研究者、学生、企業などが自らの研究成果を発表し、議論や意見交換、研究者同士で交流をする場です。

最新の研究成果をお互いに知ることができ、さらに意見交換をすることで今後の研究・実験のヒントを得ることができる,研究者同士のつながりを作ることができるなど学会発表には非常に多くの利点があります。

特に研究活動のスタートラインに立つ私のような大学院生にとって、非常に多くを学ぶことのできる機会となります。

 

今回は、私が参加した国際学会2件についてお伝えしたいと思います。

 

THERMEC’2023202372日~77日)

1件目はオーストリア・ウィーンのウィーン工科大学で開催されたTHERMEC’2023です。

THERMEC’2023の正式名称はThe International Conference on PROCESSING & MANUFACTURING OF ADVANCED MATERIALS Processing, Fabrication, Properties, Applicationsといい、先端材料のプロセスなどに関する国際会議です。

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オープニングセレモニーの様子

 

THERMEC’2023は今年から対面での発表が復活したので、指導教員である古井光明先生・加藤太朗先生と共に現地オーストリアへ向かいました。

自分としては初めての海外だったので、非常に緊張しながら発表や渡航の準備を行いました。

THERMEC’2023ではPoster PresentationのStudent Postersというカテゴリで発表しました。

研究を行う学生がポスターを用いて自身の研究成果を発表するカテゴリです。

私は「Factor for improvement of plastic workability in magnesium alloy pipes through processing by torsion and back-torsion」というタイトルで、マグネシウム合金のねじり・ねじり戻し変形による特性改善効果についての発表を行いました。

ポスターセッションがスタートすると、各大学の先生方、企業の方、また学生のみなさんがポスターを自由に見て回り、気になった発表に対して質問を投げかけます。

私の発表は材料にマクロな変形を与えて特性を向上させるというわかりやすい内容であったこともあり、興味を持っていただけることができました。

そのなかで質問もいくつか受けましたが、即座に英語で返答するのは非常に難しく、ジェスチャーなどを交えながらどうにかすべての質問に返答することができました。

その一方で、自分の意図を正確に伝えられるような英語力を身につけるべきだと痛感しました。

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ポスター発表会場の様子

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ポスター発表後の記念写真

 

さて、国際学会では研究発表以外にも異国の文化に触れることも大切な勉強です。

オーストリアはヨーロッパのちょうど真ん中、東欧諸国と隣り合うような場所に位置しています。

周辺にはドイツ,スイス,チェコ,ハンガリーなどがあります。

またウィーンはオーストリアの首都で、音楽の都として有名です。

オーストリアの公用語はドイツ語なので、街中の標識や看板はドイツ語表記で読めないものばかりでした。

しかし、お店などでのコミュニケーションは英語で問題なく行うことができました。

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左:駅看板。発音符号のウムラウト(この写真ではü)やエスツェット(ß)が特徴的

右:オーストリア特有のEINBAHN(一方通行)標識

 

ここで観光した名所の中から1つご紹介します。

ウィーン市街にあるカールス教会(Karlslirche)です。

バロック建築特有の豪華かつ曲線のあるデザインで、これぞヨーロッパ!といったような外観です。

内装も非常に豪華で、特に祭壇は光の差し込み方まで計算されたようなデザインで圧倒されました。

その他にもシュテファン大聖堂やシェーンブルン宮殿なども見学しました。

いずれも日本とは全く異なる文化をひしひしと感じることができました。

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カールス教会の外観

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カールス教会の祭壇

 

iDECON/MS2023202391日~92日)

2件目は慶應義塾大学日吉キャンパスで開催されたiDECON/MS2023です。

iDECON/MS2023の正式名称はInternational Conference on Design and Concurrent Engineering & Manufacturing System Conference 2023といい、コンカレントエンジニアリングや製造システムに関する国際学会です。

マレーシアで生まれた学会ということで、参加者の方もマレーシアの方が非常に多かったです。

Fig7  

慶應義塾大学日吉キャンパス入口

 

iDECON/MS2023は対面とオンラインのハイブリット形式で開催されました。

私は1日目はオンラインでの聴講,2日目はキャンパスまで足を運び、対面での口頭発表を行いました。

口頭発表はパワーポイントのスライドを使用しながら、口頭で自身の研究成果を発表する形式です。

私は「Effect of various conditions on deformation twin formation by torsion and back-torsion」というタイトルで、マグネシウム合金にねじり・ねじり戻し変形を与えた際に形成される変形双晶の形成量についての発表を行いました。

口頭発表はポスター発表と違い、発表の制限時間が定められているため、発表時間を超えないようにする必要があります。

また、聴者全員の視線が発表者へ向けられるため、ポスター発表と比べて非常に緊張感がありました。

加えて、質疑応答も質問に対してきちんと返答しなければならないので、ポスター発表の際の会話形式での返答とはまた違った難しさがありました。

 

学会では他の研究者から客観的な意見や指摘をいただけるため、自身の研究を見つめ直す貴重な機会です。

さらに海外で開催される国際学会であれば、楽しく異文化にも触れることができます。

チャンスは逃さず積極的に参加し、研究成果を発表してみましょう!

そして、自らの人生観や価値観をさらに高めていきましょう!!

 

2023年 第2回 ものづくり研究会に参加しました

| 投稿者: 機械工学科

皆さん、こんにちは!

ヒューマンセントリックモビリティ(禹)研究室に所属しています、機械工学科4年の曽根優夏です。

先日1020日に北海道で行われた電気学会ものづくり研究会に参加してきました。

 

発表前日には石狩湾新港発電所の見学会に参加させていただきました。石狩湾新港発電所は2019年から運用開始された新しい発電所で、北海道電力初のLNG(液化天然ガス)を燃料とした火力発電所です。見学会では指令室やタービンフロア、屋上に出て周囲の施設についての説明などを受けました。この発電所は海沿いの非常に風が強い場所にあり、風が強すぎて冬にはホワイトアウトしてしまう日もあるとか

 

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図1 石狩湾新港発電所 タービンフロアの様子

 

見学会の後少し自由時間があったため、ロープウェイに乗って天狗山に登りました。この天狗山は小樽市街を見下ろすことができる山で、北海道の三大夜景の一つに選ばれているそう。山頂駅付近にある展望台からは小樽の町を一望することができました!

 

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図2 天狗山 展望台からの景色

 

その後、懇親会が行われ翌日の学会に参加する方を含めた様々な企業の方に、普段の仕事内容やメリットデメリットなど様々なお話を伺うことができ、とても良い経験になりました。

 

さて、学会当日です。私は「拡張現実感技術を用いたユーザの生活支援システム開発」というタイトルで発表を行いました。

 

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3 発表の様子

初めての学会ということもあり非常に緊張したものの、何とか発表を終えることができました。質疑応答では、研究に対する質問や説明が不足している点などをご指摘いただきました。

 

今回参加した学会では唯一の学生ということもあり、他の方の発表を聞いて学ぶべき点などが多く見え、非常に良い経験となりました。発表でご指摘いただいた点などを今後の研究や発表に活かしていきたいです。

 

最後に、本研究はJSPS 科研費(若手研究)23K17261 の助成を受けて実施されました。この場を借りて御礼申し上げます。

学士・修士一貫早期修了プログラムを申請して

| 投稿者: 機械工学科

みなさん、こんにちは。

 

古井光明先生・加藤太朗先生の材料グリーンプロセス研究室に所属しています、工学部機械工学科3年生の長沼琉世です。

 

私は「学士・修士一貫早期修了プログラム」を利用して、2023年9月より機械工学科4年生として卒業課題Ⅰに取り組み、2024年9月からは工学研究科サステイナブル工学専攻へ進学しようとしています。

このブログでは、私が「学士・修士一貫早期修了プログラム」を申請した時の心境についてお話しします。

 

まず、学士・修士一貫早期修了プログラムについて説明します。

通常、大学は学部4年間,大学院は修士2年間の在学期間を経て、それぞれ学士および修士の学位を取得します。

一方、本プログラムはその6年間を学部3.5年+修士1.5年の合計6年間で修了するため、通常コースよりも、1年早く修士の学位が取得できます。

私がこのプログラムを申請した理由は正にこれです。

修士課程の修了を1年短縮することで、その分の学費が節約できます。

さらに、就業年数が1年長くなるため生涯賃金が高くなるメリットもあります。

私は機械工学科1年生の時から進学を視野に入れていたため、これは申請しない理由がないだろうと思い、当プログラムを申請しました。

 

ただし、このプログラムを志願するためには、2年終了時に、2年生までのすべての必修科目を含め88単位以上を修得すると共に、累積GPAが3.0以上であり、かつ、累積GPAによる学科内の成績順位が上位10%以内である厳しい条件をクリアしなければなりません。

私がこのプログラムの申請条件を満たしていることがわかった時は、機械工学科1年生から積み上げてきた学修成果が正当に評価されて、とてもうれしかったです。

私は勉強が得意ではないため、成績を上げるのは簡単ではありませんでした。

講義の内容や課題が理解できず、苦労することも多々ありました。

それでも、わからないことは真剣に勉強し、良い成績をとり続けてきました。

これまでの努力や苦労が報われて、プログラム対象者となったのはとても光栄に思います。

 

その一方で、不安な気持ちにも襲われました。

学士・修士一貫早期修了プログラムでは、3年生の後期から卒業研究が始まります。

このタイミングではまだ必修の講義があるため、講義を受けながら卒業研究をしなければなりません。

また、4年生の前期は大学院の講義をイミグレーション履修しながら研究活動を行います。

大学院の講義は内容がより専門的になるため、今までより苦労することが容易に想像できます。

加えて、就職活動も平行してやらなければならないため、とても忙しくなります。

講義・研究・就職をバランスよく進めるハードなスケジュールを乗り越えられるかどうか不安に感じています。

 

このような気持ちを抱えながら学士・修士一貫早期修了プログラムを申請しました。

10月には卒業研究のテーマが決まり、材料の音色が人の心地良さに及ぼす影響を音響学的解析により明らかにする課題に取り組んでいます。

材料グリーンプロセス研究室の指導教員である古井先生・加藤先生とディスカッションし、自らも試行錯誤を繰り返しながら、材料と音のマリアージュを科学したいと思っています。

卒業研究も、また修士研究も自分が今までやってきたようにコツコツと努力を重ねることで乗り越え、社会に貢献できる成果を挙げていきたいです。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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